社交不安症の原因と治療法,心理療法

皆さんこんにちは。公認心理師の川島達史です。私は現在、社交不安症の専門カウンセリングを行っています(興味がある方はこちら)。

社交不安障害の精神症状

当コラムでは社交不安症(障害)の基礎から治療法まで一通り解説していきます。目次は以下の通りです。

①社交不安症(障害)とは何か
②社交不安症(障害)と症状
③中核的心理と研究紹介
④社交不安症(障害)の治療法
⑤事例の紹介

当サイトの特色は、臨床心理学、精神保健福祉の視点から心の病気を解説している点にあります。心の病気の解説サイトは多いですが、精神科医の先生が監修されていることが多く、心理師の専門サイトは多くはありません。

お薬以外での改善策を詳しく知りたい方に、特にお役に立てると思います。ご自身の状況にあてはまりそうなものがありましたら是非ご活用ください。

①社交不安症とは

まずは社交不安症について理解を深めていきましょう。

社交不安症とは何か

社交不安症は、日本では100年近く前から対人恐怖症として研究がなされてきました。昔は日本人特有の精神疾患と考えられていたのですが、1980年代から世界的にも見られる精神疾患として定着してきました。現在、WHOが発行している国際疾病基準ICD‐10[1]では以下のように定義されています。

比較的少人数の集団内で、他人の目を気にする心理を中核とし、社交場面を普通回避する。青年期に好発する。

社交不安障害は様々な変遷を経て、いまの呼び名になっています。興味がある方は以下の折り畳みを参照ください。

1930年代
人が怖いという症状については、森田正馬という心理療法家を中心に治療法が開発されてきました。1930年代は、人が怖いという症状は、文化的な側面が強いと考えられていて、「恥」を文化とする日本特有の症状であると考えられていました。

1980年代
その後、1980年代になると、アメリカ精神医学会により、「社会恐怖(social phobia)」という概念が導入され、国際的にもこのような症状があることが広がっていきました(音羽,2015[2])。

1990年代
1994年にはアメリカ精神医学会が、Social Anxiety Disorderと名称変更を行いました。日本では社会不安障害と呼ぶようになりました。

2008年
社会不安障害という名称はわかりくい面もあったため、2008年に日本精神神経学会が、「社交不安障害」と名称変更を行いました。近年では、人が怖い、対人恐怖、会食恐怖などの症状がある場合は「社交不安障害」とされることが一般的になっています。

2014年
日本精神神経学会総会[3]により、disorderを「障害」ではなく,「症」と訳した方が良いことが決まりました。そのため社交不安障害は、社交不安症と呼ぶ機会が増えてきています。

2022年
Social Phobia=社会恐怖という用語も社交不安症に併記されていましたが,2022年5月の改訂(DSM-5 Text Revision, DSM-5-TRでは,Social Phobia が外れて,Social Anxeity Disorder のみとなりました。

 

診断基準

社交不安症は人が怖いという感覚があればつくものではありません。仮に、人が怖いという感覚があっても、人と接することができる場合は社交不安症という診断はつきにくいのです。一方で人間関係を徹底的に回避する方は、診断がつきやすくなります。例えば、

お昼休みはなるべく一人で過ごす
飲み会などは断る
喫茶店で雑談することを避ける
引きこもりになっている

などが当てはまります。実際に人間関係をかなり回避している感覚がある方は注意が必要です。詳しい診断基準は下記を参照ください。

DSM-5[4]による社交不安症の基準は以下になります。

A.他者の注視を浴びる可能性のある1つ以上の社交場面に対する著しい恐怖や不安。例として、社交的なやり取り(例:雑談やよく知らない人に会うこと)、見られること(例:食べたり飲んだりすること)、他者の前でなんらかの動作をすること(例:談話をすること)が含まれる。

B.その人はある振る舞いをするか、不安症状を見せることが否定的評価を受けることになると恐れている。(例:恥をかいたり恥ずかしい思いをするだろう。拒絶されたり、他者の迷惑になるだろう)

C.その社交的状況はほとんど常に恐怖または不安を誘発する。

D.その社交的状況は回避され、または強い恐怖、不安を感じながら耐え忍ばれる。

E.その恐怖または不安はその社会的状況がもたらす現実の危険やその社会文化的背景に釣り合わない。

F.その恐怖、不安または回避は持続的で、典型的には6か月以上続く。

G.その恐怖、不安または回避は臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

H.その恐怖、不安または回避は物質(薬物乱用、医薬品)または他の医学的疾患の生理学的作用によるものではない。

I.その恐怖、不安または回避はパニック症、醜形恐怖、自閉スペクトラム症といった他の精神疾患の症状ではうまく説明されない。

J.他の医学的疾患が存在している場合、その恐怖、不安または回避は明らかに医学的疾患とは無関係または過剰である。

 

ICD-10[1]では「社会恐怖症」という名称で診断基準が記載されています。診断基準は以下になります。

a.心理的症状、行動的症状あるいは自律神経症状は不安の一時的発現であり、妄想あるいは強迫思考のような他の症状に対する二次的なものであってはならない。

b.不安は特定の社会的状況に限定されるか、あるいはそこで優勢でなければならない。

c.恐怖症的症状を可能な限り常に回避する。

※改訂版のICD-11では「社交不安症」と変更されています。

 

 

発症年齢

社交不安症は10代から発症することがほとんどです[4]。まずは下記をご覧ください。

視線恐怖症

約75%の人が15歳以下で発症していることがわかります。なぜ社交不安症は10代から起こるのでしょうか…?後程詳しく解説しますが、思春期には「他人の目を気にする」心理が爆発的に増加するからです。

10代は、勉強、恋愛、友人関係、様々な場面で大人への階段を進んでいきます。社会に出るためには、周りからどう思われているか?を考える必要が出てきます。この気持ちは大事なのですが、10代は心のコントロールが難しく、他人の目を気にする心理が過剰になってしまうのです。

30代後半から落ち着く

社交不安障害は30代後半から落ち着くことも分かっています。日本医療開発機構の川上(2016)[5]の調査では、以下の図のように若い方ほど有病率が高いことがわかりました。

35歳以降ですとガクンと減少するのがわかります。もし、若い方で社交不安障害で悩んでいるとしても、年齢とともに減少していくと考えると希望が持てますね。

女性も増加傾向

川上(2016)[5]の調査では、男性に比べ、女性の方が有病率は高いという結果が出ています。弊社でのWEB調査でも、4年近く実施した調査では、2021年時点で、以下のように女性の方が多く診断を実施されています。

社交不安男女比

社交不安に近い対人恐怖症研究では、男性の方が多かったのですが、女性の社会進出とともに傾向が変化してきているのかもしれません。

 

 

②社交不安症と症状

社交不安症は最初は緩やかな不安からはじまり、重くなると、特定の恐怖症に移行するという特徴があります。深刻な場合は症状に対策を立てていくことも大事です。ご自身にあてはまる症状について理解を深めていきましょう。

赤面恐怖症

顔が赤くなるに対して恐怖心を持つ方もいます。顔が赤くなることが怖い感覚がある方は注意が必要です。

赤面症の理解と対策

視線恐怖症

人の目を見ること、人から注目を浴びることに恐怖を覚える方もいます。目があうと体が固まる、正面で話すことが怖い、という方は注意が必要です。

視線恐怖症の理解と対策

赤面恐怖症

人前に立つと緊張で体が震え、その状態を極端に嫌がる方もいます。仕事上で支障が出てくることもあります。

あがり症の理解と対策

書痙

人前で字を書く時に手が震え、その状況を極端に恐怖する症状です。特に講師業などでは仕事に大きな支障となることがあります。

③中核的心理,研究

中核的心理

社交不安障害の中核的な心理は、他人の目を気にするということです。私たちには、公的自己意識、私的自己意識という2つの意識があります。

「公的自己意識」
他人の目を気にする、人の目を気にする、顔色をうかがう心理を意味します。社会人としては必要ですが、過剰になると社交不安が大きくなります。

「私的自己意識」
自分がどうありたいかを大切にする、自分の気持ちを大事にする、自分に意識が向いている心理を意味します。私的自己意識がつよくなっている時は社交不安は少なくなります。

社交不安障害の方は、公的自己意識に偏りすぎていると考えられます。これは心理学の研究でかなりはっきりとした傾向です。

堀井(2001)[6]は、高校生256名、大学生271名、計527名の青年を対象に、公的自己意識・私的自己意識と、対人恐怖との関連を調査しました。その結果が以下の図になります。まずは男子から見ていきましょう。

視線恐怖症

特に「公的自己意識」に大きな影響を与えているのは、「自分や他人が気になる心性」であることが分かります。一方で、私的自己意識はほぼ影響がないと言えます。まずは男子から見ていきましょう。

人の目が気になる

男子に比べて公的自己意識への影響が大きいことが分かります。女子の周囲からの評価を気にする傾向にあるのですね。しかし、私的自己意識では、若干の負の相関があるものの、ほぼ影響ない程度です。

この研究から、人の目を気にする心理を改善することが重要であることがわかります。

 

研究紹介

社交不安障害については様々な研究があります。理解を深めたい方は、気になるタイトルを展開してみてください。

堀井・小川(1996)[7]の研究によると対人恐怖心性とは以下特徴があることが分かっています。

・人の目が気になる
・集団に溶け込めない
・社会的場面で当惑する
・自分を統制できない
・生きることへ疲れている

これらに多くあてはまる感覚がある方は注意が必要です。

堀井(2014)[8]は大学生4461人を対象として、対人恐怖心性について調べました。その結果、下図のような結果となりました。

対人恐怖心性と不登校傾向

図を見ると、対人恐怖心性は、孤立恐怖、自己視線恐怖、加害恐怖、登校回避に大きく影響を及ぼすることがわかります。社交不安障害を改善するには、先程挙げた心理の改善が必要になるのです。

社交不安症(SAD)をはじめとする不安障害の方は、否定的な感情や緊張などの身体の変化があると、感情をコントロールできず、混乱しやすいと考えられています。

城月健太郎(2013)[9]は、社交不安症(SAD)患者14名と大学生251名に対し、不安のコントロール感に関する調査を行いました。結果が下図となります。

大学生の方が点数が高く、SAD患者のグラフが小さくなっていますね。これは健康的な大学生は不安をコントロールできる感覚があり、SAD患者は不安をコントロールできない感覚があることを示しています。このように不安をコントロールできない状態が続くと、社交不安症が長期化する恐れがあるため注意が必要です。

 

④社交不安症の治療法

社交不安障害については、大きくわけて心理療法と薬物療法の観点から治療が行われます。私のカウンセリングでは以下の8つの対策を提案することが多いです。

①自己理解を深める
②私的自己意識を増やす
③回避癖を改善する
④認知療法を試す
➄SSTを学ぶ
⑥漸進的筋弛緩法
⑦森田療法
⑧薬物療法
⑨親密体験を増やす

個人差があるので、ご自身にあった対策を組み合わせてご活用ください。

①自己理解を深める

社交不安症において、自己理解を深めることは何より大事です。社交不安症はそもそも病気になっている自覚が不足しがちな障害です。自覚が遅れると、治療が遅れ、症状が悪化してしまうことがあります。具体的には、専門家に相談する、書籍を読む、克服した当事者の動画を見るなどが挙げられます。

②私的自己意識を増やす

社交不安症を治療する上で、私的自己意識を増やすことは必須です。例えば、会話をする時に、

相手に嫌われないように話をしよう(公的自己意識)

と考えながら話をしたとします。こう言った気持ちが、過剰になると、疲れ果ててしまいます。この場合は、

相手に嫌われないように話をしよう(公的自己意識)
でもそれだけじゃ疲れちゃう!自分が話したい話もしよう。そういえば先月、鳥取に旅行に行ったなあ~この話をしたいなあ~(私的自己意識)

こんな感じで公的自己意識に、私的自己意識を追加していくのです。このワークは本当によく効きますので是非練習してみてください。詳しくは以下のコラムを参照ください。

人の目を気にする心理を改善する

③回避癖を改善する

社交不安症を治すには、いずれかのタイミングで、回避癖を改善していく必要があります。この時大事なことは、いきなり社交的な場面に挑戦するのではなく、家族で練習する、心を許した友人との会話からはじめる、など、1つ1つコツコツできることを増やしてく事が大事になります。

具体的なやり方は下記の行動慮法コラムの中盤に、「不安階層表の使い方」というコーナーがあります。実際に行動するさいに是非参考にしてみてください。

行動療法と不安階層表「回避行動」を改善

④認知療法を学ぶ

社交不安障害と相性が良い心理療法の1つに、認知療法があります。認知療法は考え方の偏りを柔軟にほぐす手法です。社交不安を抱えるかた特有の、偏った思考を現実的にしていく練習を行います。認知療法を学習したことがない方は以下のコラムをご参照ください。

認知療法のやり方

⑤SSTを学ぶ

SSTはソーシャルスキルトレーニングの略で、社会性を身に着ける様々なトレーニングの総称です。社会不安症でも、SSTを学ぶと随分会話が楽になります。例えば、「言い換えのオウム返し」という技術を学ぶと、会話が膨らみやすくなり、温かい人間関係を築きやすくなります。SSTは弊社で学生向け、成人向けの講座がありますので参考にしてみてください。

学生向けSST講座
大人向けSST講座

⑥漸進的筋弛緩法

社交不安障害の方は身体が緊張しやすく、声が震える、赤面する、発汗しやすいという症状が出やすい傾向があります。この点、心の面だけでなく、身体の面からのリラックスを法を学ぶことも大事になってきます。体のリラックス法としては、さまざまなやり方がありますが、漸進的筋弛緩法という手法が代表的です。今まで体の面から緊張をほぐす練習をしたことがない方は参考にしてみてください。

漸進的筋弛緩法のやり方

⑦森田療法を学ぶ

森田療法は不安とうまく付き合いながら目的本位に生きていくという心理療法です。森田療法の特徴としては、不安を無理に無くそうとすると、余計に悪化するという考え方にあります。例えば、人と接するのが怖い人がいたときに、怖い気持ちをなくしたい!とこだわるほど、恐怖心が大きくなっていきます。

これは精神交互作用と呼ばれます。森田療法では、このような感情を無理に押さえつけるのではなく、「あるがまま」受け入れ、「目的本位」に生きることを大事にしていきます。

森田療法のやり方

⑧薬物療法

当コラムでは、社交不安症の心理療法を中心に解説をしましたが、重篤な場合は、薬物療法と組み合わせることをおすすめします。消えてなくなりたい…もう半年近く人と会話をしていない…という方は心療内科か精神科を受診しましょう。詳しくは下記のコラムを参照ください。

社交不安症と薬物療法

⑨親密体験を増やす

朝日ら(2010)[10]は思春期の小中学生802名を対象に友人関係について調査を行いました。その結果の一部が下図となります。

対人不安 親密体験

こちらは、親密な体験をするほど、対人緊張が小さくなりやすいことを意味しています。筆者の見解ですが、社交不安症を最終的な治療に導くのは、やはり実際に人と交流し、そこで温かい触れ合いを増やしていくことと考えています。治療の過程で、少しずつ人との交流を増やし、屈託のない会話を増やし、安心できる関係を育んでほしいと感じています。

一方で、なかなか人と接する機会がない…と感じる方も多いと思います。コミュニティの探し方については、以下のコラムでしっかり解説をしました。ある程度、余裕が出てきて人と関わる機会を増やしたいという気持ちが出てきた方は、以下のコラムを参照ください。

温かい関係を増やす,コミュニティを探す

 

社交不安障害に対処する方法を解説

⑤具体的な事例

川島の事例

筆者の川島達史は15歳から22歳ぐらいまで社交不安症を持っていました。ざっと経験したことは以下の通りです。赤面症、視線恐怖症、表情恐怖、人間関係の徹底的な回避、ひきこもり、ニート、自殺企図…本当に様々な症状を体験してきました。

幸運にも様々な心理療法と巡り合い、少しづつ回復して、社会復帰をすることができました。私は現在、公認心理師、精神保健福祉士として、対人恐怖の改善や、講演活動をしています。参考まで私が克服した際の体験談と動画にしています。興味がある方は下記をご参照ください。

ちえさんの事例

ひきもりさんの事例

カウンセリングのお知らせ

社交不安症コラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。皆さんのメンタルヘルスのお手伝いになったら光栄です。最後にお知らせがあります。

筆者の川島は社交不安症のカウンセリングを行っています。

・対人不安の改善法
・緊張の改善,認知行動療法の学習
・人間関係の回避癖を改善する
・ソーシャルスキル(SST)会話力をつける

興味がある方は以下の看板をクリックしてご検討ください。まずは気軽にご相談ください。

社交不安障害, カウンセリング

監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科 修了

取材執筆活動など

  • NHKあさイチ出演
  • NHK天才テレビ君出演
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」


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元専修大学教授 長田洋和

名前

長田洋和


経歴

  • 帝京平成大学大学院臨床心理学研究科 教授
  • 東京大学 博士 (保健学) 取得
  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士

取材執筆活動など

  • 知的能力障害. 精神科臨床評価マニュアル
  • うつ病と予防学的介入プログラム
  • 日本版CU特性スクリーニング尺度開発

臨床心理士 亀井幹子

名前

亀井幹子


経歴

  • 臨床心理士
  • 公認心理師
  • 早稲田大学大学院人間科学研究科 修了
  • 精神科クリニック勤務

取材執筆活動など

  • メディア・研究活動
  • NHK偉人達の健康診断出演
  • マインドフルネスと不眠症状の関連

・出典

[1] 監訳 融道男・小見山実・大久保善朗・中根允文・岡崎祐士(2018).ICD-10精神および行動の障害 臨床記述と診断ガイドライン 新訂版 医学書院

[2] 音羽健司・森田正哉(2015).社会不安症の疫学――その概念の変遷と歴史―― 不安症研究, 7, 18-28.

[3] 清水栄司,佐々木司,鈴木伸一,端詰勝敬,山中学,貝谷久宣,久保木富房(2014).「不安障害」から「不安症」への病名変更案について

[4]   監訳  髙橋 三郎,大野裕(2014). DSM5 精神疾患の診断・統計マニュアル 医学書院

[5] 川上憲人(2016).精神疾患の有病率等に関する大規模疫学調査研究:世界精神保健日本調査セカンド 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 障害者対策総合研究開発事業(精神障害分野)

[6] 城月 健太郎, 児玉 芳夫, 野村 忍, 足立 總一郎(2001).青年期における自己意識と対人恐怖症申心性の関連 心身医学 53 巻 5 号 p. 408-415

[7] 堀井俊章,小川捷之(1996).対人恐怖心性尺度の作成 上智大学心理学年報 (20), 55-65

[8] 堀井俊章(2014).大学生の不登校傾向に影響を及ぼす心理的要因 横浜国立大学教育人間科学部紀要. I, 教育科学 = Journal of the Faculty of Education and Human Sciences, Yokohama National University. The educational sciences 18 106-114, 2016-02-29

[9] 城月健太郎,児玉芳夫,野村忍,足立總一郎(2013).不安のコントロール感に関する基礎的検討―社交不安障害の観点から― 心身医学, 53:408-41