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シンパシー力診断

シンパシー診断

当診断では「シンパシー力」の大きさを測ることができます。レベルごとの対策も解説しています。参考にしてみてください。

シンパシー診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
人の表情をよく見る
2.
相手の感情の変化に気がつく
3.
楽しい人をみると幸せになる
4.
感動的な話で涙を流すことがある
5.
苦しそうな人をみると自分もつらくなる
6.
事件があると我がことのように思う
7.
自分と違う考えの人を理解する
8.
対立した時でも相手の気持ちを汲み取る
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は? 
あなたのお住まいは?
診断についての注意

【シンパシー簡易診断について】

本診断は、公認心理師・精神保健福祉士である川島達史が監修し、メンタルヘルスへの関心を高めることを目的として開発された予防的ツールです。医療的な診断を行うものではなく、あくまで参考としてご活用ください。以下に、シンパシー簡易診断の作成手順や趣旨を記載しておりますので、興味のある方はご一読ください。

 

【① 尺度作成の趣旨】

現代社会では、短時間で手軽に行えるチェックツールが求められています。心理学や人間関係に関する本格的な尺度も存在しますが、設問数が多いと利用の負荷が高くなり、結果として使用されなくなることもあります。そこで本診断では、簡易的な自己チェック尺度を作成しました。

 

【② 診断作成における基本方針】

以下のポイントを意識して設問を作成しています。

・通勤中やすき間時間でも読める内容にする
・難解な表現を避け、簡潔な文章を意識する
・あくまで簡易診断であり、限界があることを明示する

 

【③ 先行研究の調査】

シンパシーは、共感(empathy)と同情(sympathy)の両要素を含む感情的反応とされます。共感に関しては、他者の感情を共有する能力、同情は他者の苦しみに対しての思いやりを指します。本診断では、これらを統合的に測る視点から、下記の先行研究を参考に尺度を作成しました。

〈参考文献〉
・登張真稲(2000, 2003)多次元的視点に基づく共感性研究の展望、青年期の共感性の発達
・鈴木有美・木野和代(2008)多次元共感性尺度(MES)の作成
・櫻井茂男ほか(2011)他者のポジティブ感情への共感と向社会的行動との関係
・Davis, M.H (1983) Measuring individual differences in empathy
・上野和花(2020)同情と共感(ATOMOΣ誌)

 

【④ 質問項目の抽出】

上記の研究や臨床経験をもとに、公認心理師・臨床心理士・心理学修士課程修了者が協力し、ブレーンストーミングによって質問項目を作成しました。

〈例〉
・人の表情をよく見る
・相手の感情の変化に気が付く
・感動的な話で涙を流すことがある
・対立しても相手の気持ちを汲み取ろうとする

 

【⑤ 質問項目の分類と選定】

KJ法によりグルーピングを行い、以下の4分類に整理しました。簡易診断のため、各分類から2項目を選定し、計8問で構成されています。

■他者感情の理解
・人の表情をよく見る
・相手の感情の変化に気が付く

■肯定的感情の想起
・楽しい人をみると幸せになる
・感動的な話で涙を流すことがある

■否定的感情の想起
・苦しい人をみると自分もつらくなる
・事件があると我がことのように思う

■他者理解への姿勢
・自分と違う考えの人を理解する
・対立した時でも相手の気持ちを汲み取る

 

【⑥ 結果の評価方法】

本診断は5件法(まったく当てはまらない〜非常に当てはまる)で評価し、以下の4段階に分類されます。

・40~33点:シンパシー力が高い
・32~27点:シンパシー力がやや高い
・26~22点:シンパシー力がやや低い
・21~8点 :シンパシー力が低い

 

各評価に対しては、長所と注意点の両面からバランスよく解説を行っています。診断結果はあくまで参考としてご活用ください。

シンパシー(MAX 40)

シンパシー(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、シンパシー力があることを示しています。以下の基準を参考にしてください。

・40~33 シンパシー力が高い
・32~27  シンパシー力がやや高い
・26~22 シンパシー力がやや低い
・21~8 シンパシー力が低い

シンパシー(MAX 40)

シンパシー(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方は注意しましょう。

・26~22 シンパシー力がやや低い
・21~8 シンパシー力が低い

  • 総合

    順位都道府県平均値回答数
    1山梨県371
    2宮城県353
    2滋賀県351
    4愛媛県341
    5福岡県333
    5長崎県332
    5山口県331
    8鹿児島県32.52
    8三重県32.52
    8静岡県32.54
    11和歌山県321
    12埼玉県31.9416
    13島根県31.85
    14富山県31.297
    15岡山県31.25
    16沖縄県30.52
    17高知県301
    17秋田県303
    19栃木県29.758
    20北海道29.3611
    21兵庫県29.3315
    22新潟県29.25
    23大阪府29.0715
    24群馬県292
    25愛知県28.333
    26茨城県28.310
    27神奈川県28.2619
    28岐阜県28.254
    29東京都28.1422
    30千葉県2816
    31青森県27.52
    32福島県26.336
    33奈良県26.147
    34香川県261
    34長野県266
    36広島県25.25
    36京都府25.25
    38山形県24.333
    39大分県203
    40岩手県14.45
  • 男性

    順位都道府県平均値回答数
    1静岡県331
    2新潟県32.52
    3埼玉県32.254
    4岡山県322
    4和歌山県321
    6島根県31.673
    7長崎県311
    7長野県311
    9沖縄県30.52
    10三重県301
    10栃木県306
    10青森県301
    10宮城県301
    14北海道29.888
    15富山県29.65
    16岐阜県291
    16愛知県292
    18兵庫県27.65
    19東京都27.2512
    20大分県271
    21大阪府26.65
    22茨城県26.336
    23奈良県26.147
    24京都府263
    24秋田県261
    26千葉県25.836
    27広島県253
    27群馬県251
    29福島県23.333
    30神奈川県19.176
    31岩手県14.45
  • 女性

    順位都道府県平均値回答数
    1宮城県37.52
    2山梨県371
    3富山県35.52
    4滋賀県351
    4三重県351
    4長崎県351
    7愛媛県341
    8群馬県331
    8福岡県333
    8山口県331
    11鹿児島県32.52
    12神奈川県32.4613
    13静岡県32.333
    14島根県322
    14秋田県322
    16埼玉県31.8312
    17茨城県31.254
    18岡山県30.673
    19大阪府30.310
    20兵庫県30.210
    21高知県301
    22福島県29.333
    23千葉県29.310
    24東京都29.210
    25栃木県292
    26北海道283
    26岐阜県283
    28新潟県273
    28愛知県271
    30香川県261
    31広島県25.52
    32青森県251
    32長野県255
    34山形県24.333
    35京都府242
    36大分県16.52

2021年4月から調査を開始しています。
現在集計中です。

あなたはシンパシー力が高いです。

【前向きな視点】

【① 悩みの相談が上手い】
相手の気持ちがわかるので、悩みの相談が上手い傾向にあります。しっかり共感することで、悩んでいる人の心を回復させることができます。カウンセラーなど悩み相談をする職業で才能を発揮する方もいるでしょう。

【② 配慮ができる】
相手の心情を繊細に理解できるため、気遣いが得意な傾向があります。顔色が悪い人がいたら声をかける、困っている人がいたら率先して助ける、など人をサポートする力があります。

【③ 優しい人柄】
相手の立場に立って考えるので、高圧的になったり、厳しくなったりすることが少ないです。失敗に寛容で、優しい方が多いでしょう。

【④ エンターテイメントを楽しめる】
感情移入しやすいので、映画、小説、漫画を人一倍楽しむことができます。主人公になったつもりで物語に入り込むことができます。

【注意点と対策】

【① 過剰な共感に注意】
他人の不幸を自分のことのように感じてしまい、共感疲れがある方は注意が必要です。あてはまる方は、どこかで線引きをすることが大切です。悩みの相談に乗りすぎないようにしたり、自分の気持ちを大切にするため、1人の時間を増やすようにしましょう。
感受性が強すぎる,対処法

【② 共依存関係のリスク】
シンパシー力が高い方は相手の状況を理解するあまり、相手に対して甘くなりすぎてしまうことがあります。必要以上に相手を助けてしまう「共依存関係」になってしまう方もいます。
共依存関係とは何か

【③ シンパシーの理解を深める】
共感力があることは素晴らしいことですが、冷静な視点をもつことも大切です。シンパシーについて正しく理解することで、より健康的な人間関係を築くことができます。
シンパシーの意味と理解

【お知らせ】

あなたは共感力の高い素晴らしい資質をお持ちです。ただし、日常会話や支援場面では、より高度な傾聴力・共感力を身につけることが必要になることもあります。

公認心理師主催,心理学講座では、相手の話を聞く力や、感情を上手に扱うスキルを学べます。「共感力をもっと深めたい」「相手の気持ちを上手に受け止めたい」という方におすすめです。
コミュニケーション講座

あなたはシンパシー力がやや高いです。

【前向きな視点】

【① 悩みの相談が上手い】
相手の気持ちがわかるので、悩みの相談が上手い傾向にあります。しっかり共感することで、悩んでいる人の心を回復させることができます。カウンセラーなど悩み相談をする職業で才能を発揮する方もいるでしょう。

【② 配慮ができる】
相手の心情を繊細に理解できるため、気遣いが得意な傾向があります。顔色が悪い人がいたら声をかける、困っている人がいたら率先して助ける、など人をサポートする力があります。

【③ エンターテイメントを楽しめる】
感情移入しやすいので、映画、小説、漫画を人一倍楽しむことができます。主人公になったつもりで物語に入り込むことができます。

【④ 感情移入をコントロールできる】
シンパシー力は高いですが、過度に感情移入しすぎることは少ないため、自分の気持ちと相手の感情をうまく分けて考えることができます。

【注意点】

【① 共感しきれない場面もある】
共感力は高い方ですが、相手の状況によっては「気持ちが理解できない」と感じてしまうこともあります。そうしたときは、相手の話を受け止める姿勢を大切にしましょう。共感する力、悩みの相談力を高める練習を以下の講座で実施しています。トレーニングをしたい方は参考にしてみてください。
コミュニケーション講座

【② 共感よりも判断が先行することも】
共感力がやや不足している場面では、「こうすべき」といったアドバイスが先に出てしまうことがあります。まずは感情に寄り添うことを意識することで、信頼関係が深まります。

【原因と対策】

シンパシーが不足する原因としては以下が挙げられます。対策と合わせて参考にしてみてください。

【① 相手の立場に立てない】
自分とは異なる状況の相手に対して、気持ちが想像しにくいことがあります。対策として、背景や状況を丁寧に尋ねることが共感の第一歩になります。
相手の気持ちを考える方法

【② 自分のことで手いっぱい】
ストレスや悩みが強いと、他人の感情に気を配る余裕がなくなることがあります。自己ケアをしながら、余裕をもって人と向き合えるように心がけましょう。
ストレスへの対処法

【③ 共感より解決志向が強い】
問題をすぐに解決しようとする姿勢が強いと、相手の気持ちを十分に受け止める前にアドバイスしてしまう傾向があります。「まずは聴く」ことを意識しましょう。
傾聴力トレーニング

※①~③はシンパシーコラムで詳しく解説しています。まとめとして以下のコラムを参照ください。
シンパシーの意味と理解

【お知らせ】

基本的なシンパシー力はありますが、やや不足している一面もあります。

公認心理師主催,心理学講座では、相手の話を聞く力や、感情を上手に扱うスキルを学べます。「共感力をもっと深めたい」「相手の気持ちを上手に受け止めたい」という方におすすめです。
コミュニケーション講座

あなたはシンパシー力がやや低いです。

【前向きな視点】

【① 周りに振り回されない】
シンパシーが強い方は相手に共感しすぎて疲れることがあります。一方で、あなたのように「自分の気持ち」と「他人の気持ち」を混同しない方は、他人の苦しみを背負うことはありません。自分の人生をしっかりと生きていけると言えます。

【② 自分の意見を言える】
あなたは、そこまで相手にシンパシーを感じないので、必要以上に気を使わず、ダメなものはダメと主張することができます。厳しい一面もありますが、結果的に相手のためになることもあるでしょう。

【③ 冷静である】
周りが混乱している時、影響されず、冷静に行動することができます。客観的に情報を整理し、問題を解決するための対策を練ることができます。

【注意点】

【① 悩みを軽く扱ってしまう】
相手の気持ちに寄り添うコミュニケーションが苦手です。例えば、落ち込んだ友人が相談してきた時に、軽く返してしまうことがあります。共感する力、悩みの相談力を高める練習を以下の講座で実施しています。トレーニングをしたい方は参考にしてみてください。
コミュニケーション講座

【② 独りよがりになる】
シンパシー力が低い方は、周りの意見を聞かず、自分の意見を優先してしまい、孤立してしまうことがあります。周囲への気遣いが苦手な傾向があります。「人にどう思われるか?」よりも「自分がどうしたいか」を重視するため、自分勝手な行動をしてしまう傾向があります。

【原因と対策】

シンパシーが不足する原因としては以下が挙げられます。対策と合わせて参考にしてみてください。

【① 相手の立場に立てない】
自分とは異なる状況の相手に対して、気持ちが想像しにくいことがあります。対策として、背景や状況を丁寧に尋ねることが共感の第一歩になります。
相手の気持ちを考える方法

【② 自分のことで手いっぱい】
ストレスや悩みが強いと、他人の感情に気を配る余裕がなくなることがあります。自己ケアをしながら、余裕をもって人と向き合えるように心がけましょう。
ストレスへの対処法

【③ 共感より解決志向が強い】
問題をすぐに解決しようとする姿勢が強いと、相手の気持ちを十分に受け止める前にアドバイスしてしまう傾向があります。「まずは聴く」ことを意識しましょう。
傾聴力トレーニング

※①~③はシンパシーコラムで詳しく解説しています。まとめとして以下のコラムを参照ください。
シンパシーの意味と理解

【お知らせ】

最低限のシンパシー力はありますが、やや不足している一面もあります。

公認心理師主催,心理学講座では、相手の話を聞く力や、感情を上手に扱うスキルを学べます。「共感力をもっと深めたい」「相手の気持ちを上手に受け止めたい」という方におすすめです。
コミュニケーション講座

あなたはシンパシー力が低い状態です。

【前向きな視点】

【① 周りに振り回されない】
シンパシーが強い方は相手に共感しすぎて疲れることがあります。一方で、あなたのように「自分の気持ち」と「他人の気持ち」を混同しない方は、他人の苦しみを背負うことはありません。自分の人生をしっかりと生きていけると言えます。

【② 自分の意見を言える】
あなたは、そこまで相手にシンパシーを感じないので、必要以上に気を使わず、ダメなものはダメと主張することができます。厳しい一面もありますが、結果的に相手のためになることもあるでしょう。

【③ 冷静である】
周りが混乱している時、影響されず、冷静に行動することができます。客観的に情報を整理し、問題を解決するための対策を練ることができます。

【注意点】

【① 悩みを軽く扱ってしまう】
相手の気持ちに寄り添うコミュニケーションが苦手です。例えば、落ち込んだ友人が相談してきた時に、軽く返してしまうことがあります。共感する力、悩みの相談力を高める練習を以下の講座で実施しています。トレーニングをしたい方は参考にしてみてください。
コミュニケーション講座

【② 独りよがりになる】
シンパシー力が低い方は、周りの意見を聞かず、自分の意見を優先してしまい、孤立してしまうことがあります。周囲への気遣いが苦手な傾向があります。「人にどう思われるか?」よりも「自分がどうしたいか」を重視するため、自分勝手な行動をしてしまう傾向があります。

【原因と対策】

シンパシーが不足する原因としては以下が挙げられます。対策と合わせて参考にしてみてください。

【① 相手の立場に立てない】
自分とは異なる状況の相手に対して、気持ちが想像しにくいことがあります。対策として、背景や状況を丁寧に尋ねることが共感の第一歩になります。
相手の気持ちを考える方法

【② 自分のことで手いっぱい】
ストレスや悩みが強いと、他人の感情に気を配る余裕がなくなることがあります。自己ケアをしながら、余裕をもって人と向き合えるように心がけましょう。
ストレスへの対処法

【③ 共感より解決志向が強い】
問題をすぐに解決しようとする姿勢が強いと、相手の気持ちを十分に受け止める前にアドバイスしてしまう傾向があります。「まずは聴く」ことを意識しましょう。
傾聴力トレーニング

※①~③はシンパシーコラムで詳しく解説しています。まとめとして以下のコラムを参照ください。
シンパシーの意味と理解

【お知らせ】

あなたは、シンパシー力が不足している一面があります。人間関係が悪くなる方もいるので注意が必要です。

公認心理師主催,心理学講座では、相手の話を聞く力や、感情を上手に扱うスキルを学べます。「共感力をもっと深めたい」「相手の気持ちを上手に受け止めたい」という方におすすめです。
コミュニケーション講座

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