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アイコンタクト診断

アイコンタクト診断

当診断は「アイコンタクト力」を測ることができます。レベルごとに改善するやり方も解説しています。参考にしてみてください。

アイコンタクト診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
会話の3割は相手の目を見て話す
2.
話を聞くときはしっかり顔を向ける
3.
目が合うと2秒程度は維持する
4.
凝視はしないようにしている
5.
目を合わせて話す方が安心する
6.
適度に目が合うと嬉しい
7.
集団から見られることが好きだ
8.
注目されても緊張はしない
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は? 
あなたのお住まいは?
診断についての注意

***アイコンタクト簡易診断 注意事項***

・アイコンタクト簡易診断は
  公認心理師,精神保健福祉士
 川島達史の監修の元作成しました

・医療的な診断を行うものではありません
・予備調査の段階となります
・参考程度にご使用ください

以下にアイコンタクト簡易診断の作成手順や趣旨説明が明示されています。興味がある方はご一読ください。


尺度作成の趣旨
現代社会は短時間で手軽にできる媒体が好まれています。この点、学術的に使われる心理や人間関係に関する尺度は存在しますが、何十問もある尺度は、敬遠され、結局は使われないまま終わってしまうこともあります。

そこで、精神的健康や人間関係の問題につながりやすい根本的な感情に着目して、手軽に自己チェックができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、あくまで予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを目的として作成します。

 

診断作成の条件
以下のポイントを意識して作成する。

・バスや電車で簡単に
 読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・診断には限界があること明示する

 

 

***作成の手順***

①先行研究の概観
アイコンタクトの上手さについて網羅的に測定する尺度は現在は存在しません。一方で宮前(2014)は「アイコンタクトと評価懸念」について尺度を作成しています。また視線と印象形成に関する研究は豊富に存在します。そこでまずはこれらの研究を概観しました。


先行研究i
宮前(2014)は、会話場面におけるアイコンタクトと評価懸念の高さの関連について調べるために「アイコンタクト意識尺度」を作成しました。具体的には大学生 391 名(男性168名、女性223名)を対象に無記名の質問紙調査を実施し、因子分析を行いました。その結果、「1:積極的関心の表明」「2:否定的意識」「3:無意識」「4:くせ・慣れ」の4つの因子が抽出されました。

 

先行研究ii
磯ら(2004)は、大学生72名(男性24名・女性48名)を対象に、質問紙を用いた調査と3台のビデオカメラを用いて視線行動を分析しました。調査の結果、視線量が多い人ほど外向的で話がうまく、しっかりした印象を抱かれる傾向が示されました。

 

先行研究iii
飯塚(2004)は、視線量の多少がどのように印象形成に影響を及ぼすか実験を行いました。女子学生77名対象に、刺激人物男女2名の視線量と印象を評価してもらいました。その結果、視線量が多い時は、「より暖かく」「好意的」「誠実」「自信があり堂々としている」「素直」「強気」といった印書を与える傾向があることがわかりました。

 

参考文献
評価懸念の高さと会話場面におけるアイコンタクトとの関連 宮前 淳子 The Relationship between Fear of Negative Evaluation and Eye-contact during Conversations Junko MIYAMAE (Faculty of Education, Kagawa University ).2014

 

視線行動が印象形成の及ばす影響対人社会心理学研究 4, 87-95, 2004大阪大学大学院人間科学研究科対人社会心理学研究室 磯 友輝子 木村 昌紀 桜井 亜季子 大坊 郁夫

 

視線量の多少が印象形成に及ぼす影響 島根県立看護短期大学紀要 第10巻 69? 76,2004. Shimane Nursing College 飯塚 雄一

 

視線行動の文化差が対話相手の印象に及ぼす影響分析 HAIシンポジウム2016 平野 拓 石王 拓斗 神田 智子

 

視線に関する不快感情尺度の作成,及びメタ認知との関連 山内 裕斗,小野 史典
山口大学 ストレス科学研究 2019, 34, 65-71

 

②質問項目の抽出
上記の論文、学術書、一般的なニーズを参考に、公認心理師・臨床心理士・心理学の大学院を卒業した者が協力し、ブレーンストーミングを行いました。


会話中に何度も相手と目を合わせる
初対面の人であってもアイコンタクトを取る
目が笑っている
目線を合わせながら説明する
目が合うと2秒程度は維持する
凝視はしないようにしている
緊張していても相手から視線を逸らすこと少ない
相手の目を見ながら話すことを心がけている
視線をキョロキョロ動かすことはない
会話の3割は相手の目を見て話す
話を聞くときはしっかり顔を向ける
相手の目を見て話したほうが素直に見えると思う
会話中適度に視線を逸らす
目を合わせることは大切だと思う
誰に対しても相手の目を見て話す
複数人と話す場合まんべんなく視線を配る
自分から積極的にアイコンタクトを取る
目を見過ぎだと注意されたことはない
相手からもアイコンタクトが返ってくる
相手からの視線を回避することは少ない
相手の目線をよく確認する

 

③KJ法と尺度の作成
KJ法によりグルーピングを行い4つに分類しました。簡易診断とするため、それぞれの分類に対して2つの質問を採用しました。診断用に質問項目を改善しました。

 

*アイコンタクトの頻度
会話の3割は相手の目を見て話す
話を聞くときはしっかり顔を向ける

 

*アイコンタクトの長さの不足
目が合うと2秒程度は維持する
凝視はしないようにしている

 

*視線と不安感の少なさ
目を合わせて話す方が安心する
適度に目が合うと嬉しい

 

*評価懸念のなさ
集団から見られることが好きだ
注目されても緊張はしない

 


④ 4段階で評価
評価は5件法で設定し、4つの段階で評価をしました
解説文を200文字程度で作成しました


・40~28 自然なアイコンタクト
・27~23 やや苦手な傾向
・22~18 苦手な傾向
・17~8 かなり苦手な傾向


結果については長所と注意点の2つの面からバランスよく記述することを心掛けました。診断結果については提案程度にとどめました。

アイコンタクト(MAX 40)

アイコンタクト(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほどアイコンタクト力があることを示しています。以下の基準を参考にしてみてください。

・40~28 自然なアイコンタクト
・27~23 やや苦手な傾向
・22~18 苦手な傾向
・17~8 かなり苦手な傾向

アイコンタクト(MAX 40)

アイコンタクト(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の3群に当てはまった方はアイコンタクトについて伸びしろがありそうです。
・27~23 やや苦手な傾向
・22~18 苦手な傾向
・17~8 かなり苦手な傾向

  • 総合

    順位都道府県平均値回答数
    1長野県30.147
    2岩手県29.333
    3和歌山県291
    3高知県291
    5鹿児島県28.673
    5秋田県28.673
    7奈良県28.52
    8福井県281
    8熊本県281
    8宮城県281
    11兵庫県27.6715
    12三重県27.176
    13東京都27.1638
    14沖縄県275
    15福島県26.65
    16福岡県26.333
    17群馬県263
    17山梨県262
    19京都府25.85
    20神奈川県25.220
    21宮崎県252
    22埼玉県24.8918
    23青森県24.437
    24栃木県24.45
    25石川県241
    26大阪府23.820
    27広島県23.679
    28新潟県22.65
    29千葉県2211
    30島根県21.85
    31愛知県21.6712
    32徳島県212
    32愛媛県211
    34北海道20.9418
    35静岡県202
    36山形県19.52
    37岡山県18.333
    38岐阜県18.25
    38茨城県18.25
    40香川県17.52
    41山口県171
    41長崎県173
  • 男性

    順位都道府県平均値回答数
    1群馬県331
    2長野県30.673
    3京都府301
    4広島県292
    5福島県28.52
    6奈良県281
    6熊本県281
    8山形県261
    8神奈川県265
    10東京都25.789
    11大阪府25.45
    12新潟県24.52
    13埼玉県24.45
    14栃木県23.52
    15愛知県223
    15島根県222
    17徳島県212
    18静岡県202
    19北海道19.45
    20岐阜県183
    20三重県181
    20岡山県182
    23山口県171
    23兵庫県171
    25沖縄県151
    26千葉県14.254
    27茨城県141
    28青森県121
  • 女性

    順位都道府県平均値回答数
    1沖縄県304
    2岩手県29.333
    3三重県295
    3高知県291
    3和歌山県291
    3奈良県291
    7鹿児島県28.673
    7秋田県28.673
    9兵庫県28.4314
    10宮城県281
    10福井県281
    12東京都27.5929
    13青森県26.56
    14千葉県26.437
    15福岡県26.333
    15長野県26.333
    17山梨県262
    18福島県25.333
    19埼玉県25.0813
    20栃木県253
    20宮崎県252
    22神奈川県24.7914
    23京都府24.754
    24石川県241
    25大阪府23.2715
    26群馬県22.52
    27広島県22.147
    28島根県21.673
    29愛知県21.569
    30北海道21.5413
    31新潟県21.333
    32愛媛県211
    33茨城県19.254
    34岡山県191
    35岐阜県18.52
    36香川県17.52
    37長崎県173
    38山形県131

2021年4月から調査を開始しています。
現在集計中です。

あなたは自然なアイコンタクトができています。

長所

自然なアイコンタクトができる方は、以下の長所があります。

①好印象を持たれる

心理学の研究ではアイコンタクトをしっかりする人は、好印象を持たれることがわかっています。あなたとお話をした人は、「話しやすい」「向き合ってくれる」と感じ、好感を持つことが多いでしょう。

②会話がはずみやすい

うなずいたり、質問をしたりする時は、目を見ると相手が安心しやすくなります。あなたはアイコンタクトをとりながら傾聴していくので、会話が弾みやすくなるでしょう。

③気持ちが伝わる

あなたはアイコンタクトをしっかりするため、挨拶、感謝の気持ち、大事な話を相手にしっかり伝えることができます。

④話をふられやすい

心理学の研究では、アイコンタクトが多い方は、質問をふられやすいことがわかっています。あなたは会話の中心にいることが多いのではないでしょうか。

 

理解を深める

現在は健康的な状況です。予防として以下のコラムや講座も参考にしてみてください。

①アイコンタクトの基礎知識

アイコンタクト力を維持するために、基礎知識を学ぶことをおすすめします。以下のコラムでは、目を合わせる時間の目安など、視線に関する様々な知識を解説しています。是非ご参照ください。

アイコンタクトの心理的な意味

②人間関係講座

弊社では、会話スキルの向上、傾聴スキル、共感力を高める講座を開催しています。より人間関係を充実させたい方は、以下の講座でお待ちしています。

公認心理師主催、人間関係講座

③ビジネスコミュニケーション講座

筆者は楽しく学べる、ビジネスコミュニケーション講座を開催しています。プレゼン力をつけたい!人前で話す力をつけたい方は、下記のリンクを参照ください。

ビジネスコミュニケーション講座

あなたはアイコンタクトがやや苦手な傾向があります。

長所

アイコンタクトがやや苦手な傾向がある方は、以下のような長所があります。

①違和感がないレベル

あなたは少しアイコンタクトが苦手ですが、会話では違和感がないレベルです。不器用ながらも、健康的な範囲内で目を合わせることができます。

②親しみやすい

堂々とした態度で直視してくる人より、人見知りで伏し目がちな人を好む方は一定数います。相性もありますが、アイコンタクトが苦手なあなたに好感を持つ方もたくさんいるでしょう。

③奥ゆかしい印象

視線を適度に外す方は、奥ゆかしい印象を与えることがあります。「謙虚」「つつましい」と前向きに解釈する方もいるでしょう。

④相手の気持ちに敏感

アイコンタクトが苦手で、相手の視線が気になることもありますが、これは長所の1つでもあります。「相手にどうみられるか」を考えているため、周りの人の気持ちを察することができます。気遣いや思いやりがある人が多いでしょう。

注意点と対策

アイコンタクトについては健康的な範囲内ですが、これ以上苦手になると人間関係で問題が出てくる可能性があります。以下の対策のうち、あてはまる項目がある場合は参考にしてください。

①自信なくみられる

日常生活を送る上では、問題ないレベルと言えます。しかし、告白の場面、面接、プレゼンなど大事な場面では自信なくみられることがあります。より魅力的なアイコンタクトをしたい!という方は、以下のコラムをご参照ください。

アイコンタクトの心理的な意味

②伏し目がちになる

アイコンタクト力が低い方は、終始伏し目がちになってしまいます。特に会話の場面では、相手の目を見ることができず、気持ちが上手く伝わらない傾向にあります。改善するには、鼻から見る練習からはじめ、徐々に視線を合わせる回数を増やすことが大切です。公認心理師など専門家のもとで練習をしたい方は、以下の人間関係講座がおススメです。

人間関係講座

③意見を言えなくなる

アイコンタクトが苦手な方は、対人不安感が強いため、社交的な場面を回避する傾向があります。人と接する場面を避けてしまうと感じる方は、人の目を気にしする気持ちを抑えることが大事になってきます。あてはまる…という方は、以下のコラムをご参照ください。

人の目が気になる心理を改善 

あなたはアイコンタクトが苦手な傾向があります。

長所

アイコンタクトが苦手な方は、以下のような長所があります。

①親しみやすい

堂々とした態度で直視してくる人より、人見知りで伏し目がちな人を好む方は一定数います。相性もありますが、アイコンタクトが苦手なあなたに好感を持つ方もたくさんいるでしょう。

②奥ゆかしい印象

視線を合わせない方は、奥ゆかしい印象を与えることがあります。「謙虚」「つつましい」と前向きに解釈する方もいるでしょう。

③相手の気持ちに敏感

アイコンタクトが苦手な人は、相手の視線が気になりがちですが、これは長所の1つでもあります。「相手にどうみられるか」を考えているため、周りの人の気持ちを察することができます。気遣いや思いやりがある人が多いでしょう。

 

注意点と対策

アイコンタクトが苦手な方は、以下の点で注意が必要です。あてはまる項目がある場合は、対策を参考にしてください。

①自信なくみられる

日常生活を送る上では、問題ないレベルと言えます。しかし、告白の場面、面接、プレゼンなど大事な場面では自信なくみられることがあります。より魅力的なアイコンタクトをしたい!という方は、以下のコラムをご参照ください。

アイコンタクトの心理的な意味

②伏し目がちになる

アイコンタクト力が低い方は、終始伏し目がちになってしまいます。特に会話の場面では、相手の目を見ることができず、気持ちが上手く伝わらない傾向にあります。改善するには、鼻から見る練習からはじめ、徐々に視線を合わせる回数を増やすことが大切です。公認心理師など専門家のもとで練習をしたい方は、以下の人間関係講座がおススメです。

人間関係講座

③意見を言えなくなる

アイコンタクトが苦手な方は、対人不安感が強いため、社交的な場面を回避する傾向があります。人と接する場面を避けてしまうと感じる方は、人の目を気にする気持ちを抑えることが大事になってきます。あてはまる…という方は、以下のコラムをご参照ください。

人の目が気になる心理を改善 

あなたはアイコンタクトがかなり苦手な傾向があります。

長所

アイコンタクトが苦手な方は、以下のような長所があります。

①親しみやすい

堂々とした態度で直視してくる人より、人見知りで伏し目がちな人を好む方は一定数います。相性もありますが、アイコンタクトが苦手なあなたに好感を持つ方もたくさんいるでしょう。

②奥ゆかしい印象

視線を合わせない方は、奥ゆかしい印象を与えることがあります。「謙虚」「つつましい」と前向きに解釈する方もいるでしょう。

③相手の気持ちに敏感

アイコンタクトが苦手な人は、相手の視線が気になりがちですが、これは長所の1つでもあります。「相手にどうみられるか」を考えているため、周りの人の気持ちを察することができます。気遣いや思いやりがある人が多いでしょう。

 

注意点と対策

アイコンタクトがかなり苦手な方は、以下の点で注意が必要です。あてはまる項目がある場合は、対策を参考にしてください。

①気持ちが伝わらない

アイコンタクトが苦手な方は、伏し目がちになり、気持ちが上手く伝わらない傾向にあります。改善するには、まずは鼻を見る練習する、慣れたらチラ見をする、など徐々にアイコンタクトを増やすことをおすすめします。詳しくは以下のコラムを参照ください。

アイコンタクトの心理的な意味

②人間関係を避ける

アイコンタクトが苦手な方は、対人不安感が強いため、社交的な場面を回避する傾向があります。人と接する場面をいつも避けてしまうと感じる方は、緊張をほぐす心理療法を学ぶことをおすすめします。公認心理師など専門家の元で学習したいという方は、以下の心理学講座でお待ちしています。筆者も講師をしています。

心理療法の基礎を学ぶ,心理学講座

③視線恐怖症のリスク

目が合うと、汗が出てくる、身体が固まる、恐怖心を感じる方は、視線恐怖症になっている可能性があります。あてはまるかもしれない・・・と感じる方は念のため、以下のコラムを参照ください。

視線恐怖症の理解と対策

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