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劣等感診断

劣等感診断

当診断では簡易的に劣等感の大きさを測ることができます。レベルごとの対策も解説しています。ご自身にあてはまる項目について参考にしてみてください。

劣等感診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
学歴や職歴が劣っていると思う
2.
運動能力が劣っていると思う
3.
周りよりも社交性がないと感じる
4.
異性にもてないと感じる
5.
完全主義なところがある
6.
今の自分に満足できない
7.
何かと人と比較をする
8.
周りと比べられて育てられたと感じる
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は? 
あなたのお住まいは?
診断についての注意

***劣等感診断 注意事項***

・劣等感診断は
  公認心理師,精神保健福祉士
 川島達史の監修の元作成しました

・医療的な診断を行うものではありません
・予備調査の段階となります
・参考程度にご使用ください

以下に劣等感診断の作成手順や趣旨説明が明示されています。興味がある方はご一読ください。


尺度作成の趣旨
現代社会は短時間で手軽にできる媒体が好まれています。この点、学術的に使われる心理や人間関係に関する尺度は存在しますが、何十問もある尺度は、敬遠され、結局は使われないまま終わってしまうこともあります。

そこで、精神的健康や人間関係の問題につながりやすい根本的な感情に着目して、手軽に自己チェックができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、あくまで予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを目的として作成します。

 

診断作成の条件
以下のポイントを意識して作成する。

・バスや電車で簡単に
 読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・診断には限界があること明示する

 

***作成の手順***

①先行研究の調査
劣等感は精神分析学の用語として、フロイトがはじめに用いました。その後、ユングの文献にも登場していますが、クローズアップしたのはアドラーです。アドラーは自分が他者に劣っているという「劣等感コンプレックス」が、活動のエネルギーになると考えました。

高坂・佐藤(2008)は10代の学生549人を対象に劣等感尺度を作成しています。その結果、「異性との付き合いの苦手さ」「学業成績」「運動能力の低さ」8因子が抽出されました。尺度の作成にあたって、これらの先行研究も概観しました。

 

*参考文献

高坂康雅・佐藤有耕(2008) 青年期における劣等感と競争心の関連 筑波大学心理学研究 35 41-48

高坂康雅・佐藤有耕(2009) 青年期における劣等感の規定因モデルの構築  筑波大學心理学研究 37 77-86

高坂康雅(2009)青年期における内省の取り組み方の発達的変化と劣等感の関連 青年心理学研究 21 83-94

遠藤 辰雄・安藤延男・冷川昭子・井上祥治(1974) SelfEsteemの研究 九州大学教育学部 紀要,18,53-65

小塩真司(1998)青年の自己愛傾向と自尊感情,友人関係のあり方との関連 教育心理学研究 46 280-290

伊藤美奈子(1991)自己受容尺度作成と青年期自己受容の発達的変化  ‐ 2次元から見た自己受容発達プロセス‐ 発達心理学研究 2巻2号 70-77

宮沢秀次(1987) 青年期の自己受容性の研究 青年心理学 1号 2-16

劣等感の構造 (3)-予備尺度の検討 安塚俊行 - 幾徳工業大学研究報告. A, 人文社会科学編, 1984

劣等感の構造 (2)-YG 性格検査の分析 安塚俊行 - 幾徳工業大学研究報告. A, 人文社会科学編, 1983

 

②質問項目の抽出
上記の論文、学術書、一般的なニーズを参考に、公認心理師・臨床心理士・心理学の大学院を卒業した者が協力し、ブレーンストーミングを行いました。その後、KJ法によりグルーピングを行ったところ、4つのグループができました。簡易診断とするためそれぞれ2つの質問を採用しました。


・能力への劣等感
学歴や職歴が劣っていると思う
運動能力が劣っていると思う

・人間関係への劣等感
周りよりも社交性がないと感じる
異性にもてないと感じる

・完全主義傾向
完全主義なところがある
今の自分に満足できない

・比較癖
何かと人と比較をする
周りと比べられて育てられたと感じる

 

③ 4段階で評価
評価は5件法で設定し、4つの段階で評価をしました
解説文を200文字程度で作成しました


・40~33 かなり大きい
・32~27 大きい
・26~21 ややある
・20~8 小さい


結果については長所と注意点の2つの面からバランスよく記述することを心掛けました。診断結果については提案程度にとどめました。

劣等感(MAX 40)

劣等感(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど劣等感が強いことを表しています。以下の基準を参考にしてみてください。

・40~33 かなり大きい
・32~27 大きい
・26~21 ややある
・20~8 小さい

劣等感(MAX 40)

劣等感(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方は注意しましょう。

・40~33 かなり大きい
・32~27 大きい

  • 総合

    順位都道府県平均値回答数
    1島根県35.9314
    2青森県33.6715
    3岩手県33.5332
    4鳥取県336
    5岡山県32.9520
    6熊本県32.615
    7大分県32.5511
    8広島県32.5426
    9新潟県32.4418
    10宮城県32.3345
    11富山県32.0911
    12徳島県321
    13奈良県31.85
    14佐賀県31.676
    15長野県31.5927
    16埼玉県31.4887
    17北海道31.1397
    18愛知県31.0371
    19長崎県318
    20大阪府30.9157
    21香川県30.910
    22鹿児島県30.6715
    23福岡県30.6523
    24静岡県30.5826
    25福島県30.4639
    26滋賀県30.2711
    27兵庫県30.2639
    28茨城県30.2249
    29愛媛県30.119
    30岐阜県29.9521
    31山梨県29.9314
    32栃木県29.9224
    33神奈川県29.86116
    34千葉県29.8568
    35秋田県29.7617
    36京都府29.6133
    37東京都29.47253
    38和歌山県29.297
    39沖縄県29.2512
    40山口県29.1811
    41群馬県2921
    42石川県28.4715
    43山形県28.3918
    44三重県27.4823
    45福井県27.4613
    46高知県25.836
    47宮崎県25.119
  • 男性

    順位都道府県平均値回答数
    1島根県36.0812
    2愛媛県362
    3石川県351
    3岡山県357
    5新潟県34.1811
    6青森県347
    7熊本県33.888
    8香川県33.54
    9岩手県32.8918
    10宮城県32.8621
    11大阪府32.6526
    12長野県32.6411
    13広島県32.4613
    14秋田県32.176
    15佐賀県321
    16埼玉県31.5227
    17福岡県31.210
    18鹿児島県31.147
    18京都府31.1414
    20北海道31.0633
    21滋賀県313
    21茨城県3111
    23愛知県30.6635
    24岐阜県30.437
    25富山県30.147
    26静岡県309
    27群馬県29.9212
    28福島県29.8318
    29山梨県29.676
    29和歌山県29.673
    31大分県29.52
    32三重県29.3312
    33沖縄県29.147
    34栃木県29.0813
    35神奈川県29.0559
    36東京都28.9690
    37福井県28.673
    38千葉県28.0932
    39宮崎県26.673
    40兵庫県26.6411
    41高知県26.52
    42山口県264
    43山形県24.176
    44奈良県221
  • 女性

    順位都道府県平均値回答数
    1富山県35.54
    2島根県352
    3岩手県34.3614
    4奈良県34.254
    5青森県33.388
    5大分県33.388
    7鳥取県336
    8広島県32.6213
    9徳島県321
    10宮城県31.8824
    11岡山県31.8513
    12兵庫県31.6828
    13佐賀県31.65
    14埼玉県31.4659
    15愛知県31.3936
    16千葉県31.2335
    17北海道31.1663
    18熊本県31.147
    19山口県317
    19福島県3121
    19長崎県318
    22栃木県30.9111
    23静岡県30.8817
    24長野県30.8816
    25神奈川県30.7756
    26山形県30.512
    27鹿児島県30.258
    28福岡県30.2313
    29山梨県30.138
    30滋賀県308
    30岐阜県3012
    30茨城県3038
    33新潟県29.717
    34東京都29.69162
    35大阪府29.4531
    36沖縄県29.45
    37香川県29.176
    38和歌山県294
    39京都府28.4719
    40秋田県28.4511
    41愛媛県28.437
    42石川県2814
    43群馬県27.789
    44福井県27.110
    45高知県25.54
    46三重県25.4511
    47宮崎県24.336

2021年10月から調査を開始しています。
現在集計中です。ご協力ありがとうございます。

あなたは劣等感がかなり大きいようです。

長所

劣等感が大きい方は、以下の長所があります。

①成長できる

心理学者のアドラーは、劣等感は前向きな活動のエネルギーに変えることができると主張しています。劣等感をうまく活用すると、成長するためのモチベーションに変わります。その意味であなたは、成長するための種を持っていると言えます。

②目標を決めるきっかけになる

劣等感は人生の目標を定める上で、役に立つことがあります。例えば ニキビで悩み、青年期に劣等感を覚えていた方が、美容関係の仕事に興味を持つことがあります。劣等感をきっかけにして、自分と深く向き合うと、価値観を確立させることもできるのです。

③謙虚な人柄

優越感が強い方の中には、傲慢な態度になってしまう方がいます。一方で、劣等感がある方は、謙虚に周りと接することができます。自分の短所としっかり向き合い、認めることができる方は、親しみを持たれる一面もあるのです。 

 

注意点と対策

劣等感がかなり大きい方は、以下の点で注意が必要です。あてはまる方は、対策を参考にしてみてください。

①自分に自信を持てない

劣等感をうまく活かせない方は、自分を責めるだけで、成長につなげることができません。その結果、慢性的に自信を喪失してしまいます。いつも自分責めるばかり…という方は、以下のコラムをご参照ください。劣等感を前向きに活かすコツを解説しています。

劣等感が強い人,克服する方法

②消極的になる

劣等感が強い方は、「短所だらけの自分はうまくいかない」「どうせ自分には無理だ」と消極的になってしまいます。改善するには「自分の強みは〇〇だ」「得意分野は〇〇だ」と積極的な視点を持つことが大事です。筆者は、長所や強みを見つける心理学講座を開催しています。ぜひお待ちしています。

公認心理師主催,心理学講座

③人間関係が不安定

劣等感が強い方は、自分より凄い人と比べる癖があります。その結果、友人関係、職場の関係で、対抗意識が生まれやすくなり、関係がギクシャクしてしまいます。改善するには、比較癖を和らげ、お互いの長所を認め合う習慣が大切です。人と比べて落ち込んでしまう…という方は、以下の動画をご参照ください。

人と比べるのをやめる方法

あなたは劣等感が大きいようです。

長所

劣等感が大きい方は、以下の長所があります。

①成長できる

心理学者のアドラーは、劣等感は前向きな活動のエネルギーに変えることができると主張しています。劣等感をうまく活用すると、成長するためのモチベーションに変わります。その意味であなたは、成長するための種を持っていると言えます。

②目標を決めるきっかけになる

劣等感は人生の目標を定める上で、役に立つことがあります。例えば ニキビで悩み、青年期に劣等感を覚えていた方が、美容関係の仕事に興味を持つことがあります。劣等感をきっかけにして、自分と深く向き合うと、価値観を確立させることもできるのです。

③謙虚な人柄

優越感が強い方の中には、傲慢な態度になってしまう方がいます。一方で、劣等感がある方は、謙虚に周りと接することができます。自分の短所としっかり向き合い、認めることができる方は、親しみを持たれる一面もあるのです。 

 

注意点と対策

劣等感が大きい方は、以下の点で注意が必要です。あてはまる方は、対策を参考にしてみてください。

①自分に自信を持てない

劣等感をうまく活かせない方は、自分を責めるだけで、成長につなげることができません。その結果、慢性的に自信を喪失してしまいます。いつも自分責めるばかり…という方は、以下のコラムをご参照ください。劣等感を前向きに活かすコツを解説しています。

劣等感が強い人,克服する方法

②消極的になる

劣等感が強い方は、「短所だらけの自分はうまくいかない」「どうせ自分には無理だ」と消極的になってしまいます。改善するには「自分の強みは〇〇だ」「得意分野は〇〇だ」と積極的な視点を持つことが大事です。筆者は、長所や強みを見つける心理学講座を開催しています。ぜひお待ちしています。

公認心理師主催,心理学講座

③人間関係が不安定

劣等感が強い方は、自分より凄い人と比べる癖があります。その結果、友人関係、職場の関係で、対抗意識が生まれやすくなり、関係がギクシャクしてしまいます。改善するには、比較癖を和らげ、お互いの長所を認め合う習慣が大切です。人と比べて落ち込んでしまう…という方は、以下の動画をご参照ください。

人と比べるのをやめる方法

あなたは劣等感がややあるようです。

長所

劣等感がややある方は、以下の長所があります。

①社会生活を送れる

劣等感を感じている状態ではありますが、深刻な状況ではありません。自分の短所に目が行きがちですがありますが、社会生活を問題なくこなせるレベルです。劣等感とうまく付き合い、メンタルヘルスが良好に保つことができていると言えます。

②成長できる

心理学者のアドラーは、劣等感は前向きな活動のエネルギーに変えることができると主張しています。劣等感をうまく活用すると、成長するためのモチベーションに変わります。その意味であなたは、成長するための種を持っていると言えます。

③目標を決めるきっかけになる

劣等感は人生の目標を定める上で、役に立つことがあります。例えば ニキビで悩み、青年期に劣等感を覚えていた方が、美容関係の仕事に興味を持つことがあります。劣等感をきっかけにして、自分と深く向き合うと、価値観を確立させることもできるのです。

④謙虚な人柄

優越感が強い方の中には、傲慢な態度になってしまう方がいます。一方で、劣等感がある方は、謙虚に周りと接することができます。自分の短所としっかり向き合い、認めることができる方は、親しみを持たれる一面もあるのです。 

 

注意点と対策

劣等感がある状態ですが、健康的なレベルです。ただしこれ以上大きくなると、メンタルヘルスに悪影響がでてきそうです。以下の項目では劣等感を抱えた時に起こりやすい問題を解説しています。ご自身にあてはまる項目がある場合は、参考にしてみてください。

①自分に自信を持てない

劣等感をうまく活かせない方は、自分を責めるだけで、成長につなげることができません。その結果、慢性的に自信を喪失してしまいます。いつも自分責めるばかり…という方は、以下のコラムをご参照ください。劣等感を前向きに活かすコツを解説しています。

劣等感が強い人,克服する方法

②消極的になる

劣等感が強い方は、「短所だらけの自分はうまくいかない」「どうせ自分には無理だ」と消極的になってしまいます。改善するには「自分の強みは〇〇だ」「得意分野は〇〇だ」と積極的な視点を持つことが大事です。筆者は、長所や強みを見つける心理学講座を開催しています。ぜひお待ちしています。

公認心理師主催,心理学講座

③人間関係が不安定

劣等感が強い方は、自分より凄い人と比べる癖があります。その結果、友人関係、職場の関係で、対抗意識が生まれやすくなり、関係がギクシャクしてしまいます。改善するには、比較癖を和らげ、お互いの長所を認め合う習慣が大切です。人と比べて落ち込んでしまう…という方は、以下の動画をご参照ください。

人と比べるのをやめる方法

あなたは劣等感が小さいです。

長所

劣等感がかなり小さい方は、以下の長所があります。

①積極的に行動できる

劣等感が小さい方は、挑戦したいことが見つかると、「きっと達成できる」「自分の能力なら乗り越えられる」と前向きに考え、積極的にチャレンジすることができます。その結果、経験値が溜まり、さらに大きな自信につなげることができます。

②得意分野を理解している

劣等感が強い方は、自分の短所にばかりに目が向き、自分の強みを見過ごしがちです。一方で、劣等感が小さい人は、短所だけでなく、長所も認識していきます。その結果、自分の強みを充分理解し、前向きに活かしていくことができます。

③人間関係がおだやかになる

劣等感が大きい方は、人と比べることで落ち込みやすい一面があります。一方で劣等感が小さい方は、比較をするのではなく、相手の長所と捉え、尊敬する気持ちに変えていきます。その結果、お互いを尊重しあう、おだやかな人間関係になりやすいと言えます。

④他人に優しくなれる

心理学の研究では、劣等感が強く自己否定的な方は、他人も否定しがちであることがわかっています。一方で、劣等感が小さく自分を肯定している方は、他人も肯定しやすい傾向があります。劣等感が少ないと、心に余裕が生まれ、他人のいい面を見つけやすくなるのです。

 

理解を深める

現在は健康的な状態です。予防として以下のコラムや講座を参考にしてみてください。

①劣等感を予防しよう

すでに健康的な状態ですが、予防のためにも、基礎知識を学習することをおすすめします。以下紹介するコラムでは、劣等感を和らげる方法を一通り解説しています。劣等感の理解を深めたい方は是非ご参照ください。

劣等感が強い人,克服する方法

②心理学講座

筆者は楽しく学べる心理学講座を開催しています。公認心理師など専門家の元で劣等感の心理的なメカニズムを学習したい方は、下記のリンクを参照ください。劣等感の改善、比較をしない練習などたくさんのワークを体験できます。

心理学講座

③人間関係講座

弊社では、人間関係を築く雑談スキル、傾聴スキル、共感力を高める講座を開催しています。劣等感が少ない方は、人間関係も充実している傾向があります。人間関係を築く力をつけたい方は以下の講座でお待ちしています。

人間関係講座

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