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孤独感診断

孤独感診断

当診断では簡易的に4つのレベルで孤独感への対策を把握することができます。孤独感が強くなるとメンタルヘルスに深刻な影響をあたえます。是非対策を参考にしてみてください。

孤独感診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
会話が少ない生活環境である
2.
一人で過ごすことが多い
3.
一人ぼっちで寂しい
4.
ふれあいが欲しいと感じる
5.
社会に居場所がないと感じる
6.
周りに比べて置いて行かれていると思う
7.
気軽な話ができる友人がいない
8.
心からわかりあえる人がいない
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は? 
あなたのお住まいは?
診断についての注意

***孤独感診断 注意事項***

・孤独感診断は
  公認心理師,精神保健福祉士
 川島達史の監修の元作成しました

・医療的な診断を行うものではありません
・予備調査の段階となります
・参考程度にご使用ください

以下に孤独感診断の作成手順や趣旨説明が明示されています。興味がある方はご一読ください。


尺度作成の趣旨
現代社会は短時間で手軽にできる媒体が好まれています。この点、学術的に使われる心理や人間関係に関する尺度は存在しますが、何十問もある尺度は、敬遠され、結局は使われないまま終わってしまうこともあります。

そこで、精神的健康や人間関係の問題につながりやすい根本的な感情に着目して、手軽に自己チェックができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、あくまで予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを目的として作成します。

診断作成の条件
以下のポイントを意識して作成する。

・バスや電車で簡単に
 読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・診断には限界があること明示する

 

***作成の手順***

①先行研究の調査
孤独感ついては1960~1980年代に様々な尺度が開発されています。尺度の方向性としては主に2点あげられます。1つは孤独感を単一次元で捉えるやり方で、もう1つは多次元で捉えるやり方です。


・単次元で捉える
①諸井(1991)は孤独感尺度の作成にあたって次元性の検討を行い、その結果単次元であることを確認しています。

②多次元で捉える
Asher(1984)は孤独感の尺度を作成し「孤独感」「社会的不満足」の2因子を抽出しました。

落合(1974)は孤独感を「個別性」「共感」の2次元から捉えています。個別性とは、自分と他人は別々の独立した存在であると認識する心性を意味します。

「共感」とは「自分と他人は分かり合える」とする立場です。落合は個別性があり、共感できるという心性が育つと、孤独感は単純にマイナスになるのではなく、充実した孤独になると論じています。

「要するに,人間が存在するあるがままの姿をみつめ,そしてそれを認めかつ自分がそれをひきうけることによって生じる孤独感である。それは,連帯を必然的に同時に伴う充実した状態 ともいえる。落合(1974)」


孤独感には長所と短所がありますが、短所が顕著である場合、メンタルへルスへの悪影響が大きく、改善する必要があります。尺度の作成にあたっては上記の研究と実用的な観点を考慮するものとしました。


*参考文献
Asher, S. R., Hymel, S., & Renshaw, P. D. (1984).Loneliness in children. Child Development, 55, 1456–1464.

改訂 UCLA 孤独感尺度の次元性の検討 諸井克英 - 静岡大学人文学部人文論集, 1991

孤独感の類型判別尺度 (LSO) の作成 落合良行 - 教育心理学研究, 1983

高齢者における日本語版 UCLA 孤独感尺度 の開発とその信頼性・妥当性の検討
舛田ゆづり, 田髙悦子, 臺有桂 - 日本地域看護学会誌, 2012

 

②質問項目の抽出
上記の論文、学術書、一般的なニーズを参考に、公認心理師・臨床心理士・心理学の大学院を卒業した者が協力し、ブレーンストーミングを行いました。その後、KJ法によりグルーピングを行ったところ、4つのグループができました。簡易診断とするためそれぞれ2つの質問を採用しました。


*機会の不足
会話が少ない生活環境である
一人で過ごすことが多い

*寂しさ
一人ぼっちで寂しい
ふれあいが欲しいと感じる

*社会からの孤立
社会に居場所がないと感じる
周りに比べて置いて行かれていると思う

*共感性の不足
気軽な話ができる友人がいない
心からわかりあえる人がいない

 

③ 4段階で評価
評価は5件法で設定し、4つの段階で評価をしました
解説文を200文字程度で作成しました


・40~33 かなり大きい
・32~28 大きい
・27~22 ややある
・21~8 小さい


結果については長所と注意点の2つの面からバランスよく記述することを心掛けました。診断結果については提案程度にとどめました。

孤独感(MAX 40)

孤独感(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど孤独感が強いことを示しています。以下の基準を参考にしてみてください。22点以上の方は注意が必要です。

・40~33 かなり大きい
・32~28 大きい
・27~22 ややある
・21~8 小さい

孤独感(MAX 40)

孤独感(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。年代ごとに大きな差はないものの、若年層ほど孤独感を持っている方が多いようです。孤独感が一番少ないのが中年の時期で、おそらく家庭があり、世帯における人数が一番多い時期であることが推測されます。

 

あなたが所属する群

以下の3群に当てはまった方は注意しましょう。

・40~33 かなり大きい
・32~28 大きい
・27~22 ややある

当尺度ではもともと孤独感を持っている方が診断を受けているため、孤独感が強いという診断が出ている方が多いようです。

 

  • 総合

    順位都道府県平均値回答数
    1鳥取県351
    2山梨県334
    3長野県32.910
    4広島県32.8318
    5秋田県32.810
    6群馬県32.2524
    7兵庫県31.8121
    8石川県31.56
    9山形県31.3719
    10新潟県3114
    11福島県30.9212
    12香川県30.888
    13岐阜県30.8312
    14栃木県30.8116
    15青森県30.577
    16宮城県30.415
    17沖縄県306
    17佐賀県302
    19熊本県29.9111
    20奈良県29.899
    21大阪府29.7747
    22徳島県29.577
    23北海道29.2532
    24滋賀県294
    25埼玉県28.9855
    26福岡県28.825
    27岩手県28.7315
    28千葉県28.5454
    29東京都28.31120
    30静岡県27.8526
    31神奈川県27.6662
    32愛知県27.3645
    33長崎県27.333
    34京都府27.2425
    35茨城県2718
    36岡山県26.6712
    37富山県26.52
    38三重県26.3813
    39福井県261
    40宮崎県25.52
    41鹿児島県25.297
    42島根県25.254
    43和歌山県24.52
    44大分県23.754
    45高知県23.65
    46山口県22.7114
    47愛媛県193
  • 男性

    順位都道府県平均値回答数
    1沖縄県351
    2香川県33.52
    3広島県33.310
    4新潟県33.254
    5長野県32.333
    6山梨県322
    7滋賀県31.673
    8兵庫県31.569
    9福島県31.336
    10秋田県313
    11山形県30.910
    12岩手県30.339
    13埼玉県30.2223
    14岡山県306
    14岐阜県304
    16徳島県29.25
    17大阪府29.1118
    18富山県291
    18熊本県295
    20千葉県28.9435
    21三重県28.888
    22群馬県28.388
    23宮城県28.336
    24奈良県281
    24石川県281
    26北海道27.9315
    27東京都27.6549
    28愛知県27.5319
    29福岡県27.45
    30栃木県27.339
    31神奈川県27.1331
    32山口県276
    33京都府26.836
    34静岡県26.6712
    35福井県261
    36宮崎県25.52
    37茨城県257
    37佐賀県251
    39鹿児島県215
    40島根県19.52
    41大分県17.52
    42愛媛県141
  • 女性

    順位都道府県平均値回答数
    1鹿児島県362
    2栃木県35.297
    3鳥取県351
    3佐賀県351
    5群馬県34.1916
    6山梨県342
    7秋田県33.577
    8長野県33.147
    9広島県32.258
    10石川県32.25
    11兵庫県3212
    12山形県31.899
    13宮城県31.789
    14岐阜県31.258
    15島根県312
    16熊本県30.676
    17青森県30.577
    18徳島県30.52
    18福島県30.56
    20北海道30.4117
    21奈良県30.138
    22新潟県30.110
    23香川県306
    23大分県302
    25大阪府29.8228
    26福岡県29.1520
    27沖縄県295
    28静岡県28.8614
    29東京都28.7770
    30茨城県28.2711
    31神奈川県28.1828
    32埼玉県28.0932
    33千葉県27.7919
    34京都府27.3719
    35長崎県27.333
    36愛知県27.2326
    37岩手県26.85
    38和歌山県24.52
    39富山県241
    40高知県23.65
    41岡山県23.336
    42三重県22.254
    43愛媛県21.52
    44滋賀県211
    45山口県19.58

2021年10月27日より調査を開始しました。現在、集計中です。ご協力ありがとうございます。

あなたは孤独感がかなり大きいです。

長所

孤独感が大きい方は、以下の長所があります。

①考えが深くなる

孤独感が強い時期は、「自分は何をしたいのか」「幸せとはなにか」「何を大事に生きて行くべきか」など自分の内面と向き合う時間を持つことができます。その結果、人生の価値観や方向性が定まりやすくなります。

②自分の作業に集中

孤独な状況は、一人で使える時間がたくさんあります。そのため、資格試験、副業をする、ゲームに没頭する、など大事なことに時間を使うことができます。

③独創性が高くなる

孤独な状況な方は、周りの影響が少なく、自分の興味を深めることができます。その結果、一般の人にはない感性が生まれ、常識にとらわれない視点が生まれることがあります。

注意点と対策

孤独感がかなり大きい方は、以下の点で注意が必要です。あてはまる方は、対策を参考にしてみてください。

①抑うつ感が強くなる

心理学の研究では、孤独感が強いと、悩みを抱え込みやすくなり、抑うつを感じやすくなることがわかっています。改善するには、孤独感を和らげる方法を学ぶことが大切です。下記のコラムでは、環境の変え方、人間関係の作り方など、孤独感を改善する方法を紹介しています。孤独な状況が続き、暗い気持ちになりがち…と感じる方はご参照ください。 

孤独感が強い,うつな気持ちへの対処法

②会話の力が低下

孤独な環境にいる方は、人と話す機会が少なくなり、会話力が低下していきます。その結果、会話の苦手意識が強くなり、人間関係を避ける悪循環に陥ってしまうことがあります。改善するには、会話力を体系的にトレーニングすることをおすすめしています。公認心理師など専門家のもとで学習したい方は、筆者が運営する人間関係講座がおススメです。暖かい環境で一緒に練習していきましょう。

人間関係講座

③人が怖くなる

孤独な状況が続き、コミュニケーション場面を避け続けていると、人と接する不安が大きくなっていきます。その結果、他人を過度に警戒したり、何かウラがある…と思ってしまい、健全なコミュニケーションをすることが難しくなってしまいます。改善するには、人が怖い心理を理解し、対策を立てていくことが大事です。あてはまると感じる方は以下のコラムを参考にしてください。

人が怖い心理を克服する方法

あなたは孤独感がやや強いです。

長所

孤独感がやや強い方には以下の長所があります。

①考えが深くなる

孤独感が強い時期は、「自分は何をしたいのか」「幸せとはなにか」「何を大事に生きて行くべきか」など自分の内面と向き合う時間を持つことができます。その結果、人生の価値観や方向性が定まりやすくなります。

②自分の作業に集中

孤独な状況は、一人で使える時間がたくさんあります。そのため、資格試験、副業をする、ゲームに没頭する、など大事なことに時間を使うことができます。

③独創性が高くなる

孤独な状況な方は、周りの影響が少なく、自分の興味を深めることができます。その結果、一般の人にはない感性が生まれ、常識にとらわれない視点が生まれることがあります。

注意点と対策

孤独感がやや大きい方は、以下の点で注意が必要です。あてはまる方は、対策を参考にしてみてください。

①抑うつ感が強くなる

心理学の研究では、孤独感が強いと、悩みを抱え込みやすくなり、抑うつを感じやすくなることがわかっています。改善するには、孤独感を和らげる方法を学ぶことが大切です。下記のコラムでは、環境の変え方、人間関係の作り方など、孤独感を改善する方法を紹介しています。孤独な状況が続き、暗い気持ちになりがち…と感じる方はご参照ください。 

孤独感が強い,うつな気持ちへの対処法

②会話の力が低下

孤独な環境にいる方は、人と話す機会が少なくなり、会話力が低下していきます。その結果、会話の苦手意識が強くなり、人間関係を避ける悪循環に陥ってしまうことがあります。改善するには、会話力を体系的にトレーニングすることをおすすめしています。公認心理師など専門家のもとで学習したい方は、筆者が運営する人間関係講座がおススメです。暖かい環境で一緒に練習していきましょう。

人間関係講座

③人が怖くなる

孤独な状況が続き、コミュニケーション場面を避け続けていると、人と接する不安が大きくなっていきます。その結果、他人を過度に警戒したり、何かウラがある…と思ってしまい、健全なコミュニケーションをすることが難しくなってしまいます。改善するには、人が怖い心理を理解し、対策を立てていくことが大事です。あてはまると感じる方は以下のコラムを参考にしてください。

人が怖い心理を克服する方法

あなたは孤独感がややある状況です。

長所

孤独感がややある方は、以下の長所があります。

①社会生活に支障はない

孤独感が多少ある状態ですが、社会生活に支障なく、人間関係も比較的安定している方が多いでしょう。若干の孤独感はありますが、家族や友人と屈託のなく話す関係性があると推測されます。

②考えが深くなる

孤独感がある時期は、「自分は何をしたいのか」「幸せとはなにか」「何を大事に生きて行くべきか」など自分の内面と向き合う時間がおおくなります。その結果、人生の価値観や方向性が定まりやすくなります。

③自分の作業に集中

一人で過ごす機会が多い方は、自分の時間をしっかり確保することができます。そのため、資格試験にチャレンジする、副業をする、ゲームに没頭する、など大事なことに時間を使うことができます。

注意点と対策

孤独感について、緊急性は薄い状況ですが、これ以上悪化しないように予防をしておきましょう。以下の点では孤独感に対する対策を解説しています。ご自身にあてはまる項目について、参考にしてみてください。

①抑うつ感が強くなる

心理学の研究では、孤独感が強いと、悩みを抱え込みやすくなり、抑うつを感じやすくなることがわかっています。改善するには、孤独感を和らげる方法を学ぶことが大切です。下記のコラムでは、環境の変え方、人間関係の作り方など、孤独感を改善する方法を紹介しています。孤独な状況が続き、暗い気持ちになりがち…と感じる方はご参照ください。 

孤独感が強い,うつな気持ちへの対処法

②会話の力が低下

孤独な環境にいる方は、人と話す機会が少なくなり、会話力が低下していきます。その結果、会話の苦手意識が強くなり、人間関係を避ける悪循環に陥ってしまうことがあります。改善するには、会話力を体系的にトレーニングすることをおすすめしています。公認心理師など専門家のもとで学習したい方は、筆者が運営する人間関係講座がおススメです。暖かい環境で一緒に練習していきましょう。

人間関係講座

③人が怖くなる

孤独な状況が続き、コミュニケーション場面を避け続けていると、人と接する不安が大きくなっていきます。その結果、他人を過度に警戒したり、何かウラがある…と思ってしまい、健全なコミュニケーションをすることが難しくなってしまいます。改善するには、人が怖い心理を理解し、対策を立てていくことが大事です。あてはまると感じる方は以下のコラムを参考にしてください。

人が怖い心理を克服する方法

あなたは孤独感が小さいです。

長所

孤独感が小さい方は、以下の長所があります。

①人間関係が充実

孤独感が小さい方は、人間関係の中で居場所がある方が多いです。周囲から必要とされている感覚があり、心理的に満たされていると言えそうです。

②特定の人に依存しない

孤独感が大きい方は、寂しさから少ないコミュニティや人間関係に依存しやすくなります。その結果、相手を束縛したり、強引に誘ったりして、トラブルに発展しやすいと言えます。一方で、孤独感が小さい方は、特定の人に依存することも少なく、人付き合いが安定しやすい傾向にあります。

③会話力が高い

孤独感が小さい方は、休憩室、食事会、家族との会話など、人と話をする機会がたくさんあります。その結果、会話の展開力が自然と身につき、社交的な場所でそつなくこなせるようになります。

④助けてくれる人がいる

人間関係が安定しており、悩んだ時に相談できる人がいます。こうした、社会的なサポートのことを「ソーシャルサポート」と言います。ソーシャルサポートが多い人は、自己肯定感が高まったり、仕事のストレスが軽減したりすることがわかっています。

理解を深める

孤独感については健康的な状況ですが、念のために予防をしておきましょう。以下の点では孤独感に対する対策を解説しています。ご自身にあてはまる項目について、参考にしてみてください。

①孤独感を予防しよう

すでに健康的な状態ですが、孤独感を予防するためにも、基礎知識の学習をおすすめします。以下紹介するコラムでは、孤独感を和らげる方法を一通り解説しています。将来の孤独な状況を予防したい…という方は是非ご参照ください。

孤独感が強い,うつな気持ちへの対処法

②人間関係講座

孤独感が少ない方は、良好な人間関係を築けている方が多いです。弊社では人間関係を築く雑談スキル、傾聴スキル、共感力を高める講座を開催しています。人間関係をより充実させたい…という方は、以下のコラムをご参照ください。

人間関係講座

③ビジネス基礎講座

筆者は楽しく学べる、ビジネスコミュニケーション講座を開催しています。孤独感が小さい方は、対人スキルが高くビジネスでも有利になることが多いです。持ち前の社交力を活かして、仕事でのスキルを向上させたい方は下記のリンクを参照ください。

ビジネス基礎講座

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