[銀座第1教室]「第2回 認知行動療法の基礎~」
どうもこんにちは。
銀座第1教室のえりこです。
メンタルコース2回目。
参加者は男子9名・女子9名、計18名。
まずは5~6人で自己紹介。
メンバーは、ダイコミュ2年目なおさん、
4ヶ月目えりこ、そして7月から始められたハレさん、ケンさん、シラさん、いぶしさん。
緊張感がありつつ始まった自己紹介も、進むにつれて和みムードに。
そして授業へ。認知行動療法の基礎について学びました。
~人間は、ある出来事に対する、考え方によって、感情が発生し、それに基づいて行動する~
例)花子さんの場合
■出来事
ダイコミュに初めて参加した花子さん。
講座終了後、太郎さんと一緒に帰る流れに。
会話はするも、弾まず。
■考え方
「私はやっぱりブスなんだわ。
オトコはみんな外見で判断する生き物だもの。
だから太郎さんもつまらなそうだったのよ。」
■感情
《自分に抱く感情》
悲しい 落ち込み 怒り 自信喪失・・・
《太郎さんに抱く感情》
嫌い 怒り 話したくない 一緒だと落ち着かない・・・
■行動
男性がいる場所に行かなくなる。男性に対して攻撃的になる。
花子さん、極端ですねぇ。
このように、悩みを抱えやすい人は考え方に問題があると言われています。
この「考え方」を「言葉を使って変える」のが認知行動療法だそうです。
・「本当に花子さんはブスなのか?」
・「男性はみな外見で女性を判断するのか?」
現実的に考えると、花子さんの考えを否定する証拠が上がってきます。
考え方を修正しましょう。
証拠のない過剰なポジティブシンキングは
自分を不利に追い込むのであくまで現実的に。
そうすると、こんな考えも浮かんできそうではないですか?
「太郎さんとは会話が弾まなかった。
けど、ダイコミュ初参加でお互い緊張してたし、しょうがないよね。」
健康的に考えられる人はこの「言葉の使い方」がうまいそうです。
考え方を修正したら改善計画をたてます。
⇒これは次回お勉強するとのこと。
考え方を修正したら、感情の変化を感じましょう。
急に全てがポジティブになるのも非現実的。
多少マイナスの感情は残っていてもOK。
花子さんも、
「次回はもうちょっと頑張って話してみよう」
という気になったのではないでしょうか。
一通り学んだところで、教科書の事例をもとに二人一組で考えるワーク。
・ある出来事について
誤った思考をする人はどんな考えをもつか、どんな感情を抱くか、どんな行動をとるか。
健康思考の人はどんな考えをもつか、どんな感情を抱くか、どんな行動をとるか。
私はいぶしさん、たまさんと考えてみました。
ボリュームが多くて疲れました。ほへ~。
教科書の事例が終わると今度は自分の悩みで考えます。
私は、“講座前にディズニーに行った”というパワフルなれいちゃんとワーク。
(お土産頂きました。サンクス!)
ワークシートの「出来事・考え方・感情・行動」の欄を埋めていきます。
時間がなく全部は埋まりませんでした。
具体的な悩みのことは書けませんが、
二人とも「過度の自責」が強いとわかりました。
ここでひとまず授業終了。
この後、喫茶店でチームミーティングです。
先ほどのワークシートを全部埋めて悩みを解決に近づけよう!というわけです。
男女別のチームに分かれました。
我がメンバーは、ダイコミュ2回目のももさん、たっきーさん、
そして初参加のおとさん。
ここでも「過度の自責」をしている人の多いこと多いこと。
他人の悩みを聞いていると「過度の自責」ってすぐ分かるのですが、
自分のこととなると分からなくなってしまうんですよね。
こうやってワークを通して「自分を責め過ぎている」ことに気付けたのは、とてもよかったです。
今回の宿題は、思考のゆがみに気付く練習。
ゆがみがあったらそれをワークシートに書き出し現実的な思考にすること。
ダイコミュの宿題はユルいです。
やらなくてもお咎めなしです。
ま、せっかくだから私はやりますけどね
文:えりこ / イラスト:れい