研修の概要
緊張でパフォーマンスが下がる社員に効果!
あなたの会社ではこんな方はいらっしゃいませんか?
・毎回プレゼンであがってしまいうまく発表ができない
・得意先で営業の話ができない
・お客さんとの話が硬くなりがち
こうした方は、対人緊張が強い人です。特に対外的な仕事が多い場合は不利になってしまいますね。対人緊張が強い人はいざ人前にでると、身体中に過剰な緊張が入り、手には汗をかき、動悸は激しくなります。これは、本人の心とからだの繋がりの問題が関係しています。「緊張しないぞ」と心で思っていても、身体がいうことを聞いてくれないのです。ですから、緊張する人に「緊張するな」と鼓舞しても、よけい緊張させてしまう結果になってしまいます。
担当者が緊張によって取引先へのアピール力が弱くなってしまったり、契約の機会を逃してしまうのであれば、企業にとっても大きなマイナスになってしまいます。もし、緊張してしまう人の緊張が少しでも和らげば、本来のパフォーマンスを発揮できる機会は多くなることが考えられます。では、こうした方が緊張を和らげる方法にはどのようなものがあるでしょうか?それには「臨床動作法」というものがあります。
身体からのアプローチで緊張改善!
それでは、「臨床動作法」について説明をしたいと思います。「臨床動作法」は心と身体はつながっていると考え、身体に働きかけていきます。例えば、緊張してしまう人は身体が硬くなりがちで、凝り固まりやすくなっています。その身体に入っている余計な力を抜いてやることで、心も和らげていくという方法を取ります。つまり、身体を改善することで、心も改善していくのが臨床動作法の理論です。また、具体的にはリラクゼーションを行って緊張を和らげたり、肩や背中の動きを取り入れて肩こりや腰痛などの改善にも取り組んでいきます。
効果としては、特に上記で述べたような対人緊張の強い人の効果があります。また、「やめたいけれど、やめられない」状態の解決やその予防にも効果があります。
臨床動作法はすぐに効果がでやすい!
①「効果の即効性」
臨床動作法では、平均3から5回の実施で、本人の心理的な問題の解決されることが多いです。
②「自己治療の促進」
臨床動作法は、慣れてくれば一人でも取り組めます。例えば、自分の身体に意識を向けて、リラックスさせ、自分で楽にすることも十分可能です。その手軽さが、本人のメンタルヘルスとして機能していきます。
この「臨床動作法研修」は、職場の皆様に、臨床動作法を体験して頂き、「心とからだのメンタルヘルス」の実現につながる研修です。研修という学びの場ではありますが、あまり難しい説明を行わず、自分自身の身体と向き合って、よりよい変化を体験する場になる研修内容となっております。
・話す時に緊張してしまう方
・あがらずにプレゼンをしたい方
・少しリラックスして仕事に取り掛かりたい方
などにおススメです。「臨床動作法」を身につけて、メンタルヘルスのアップや仕事の効率をあげていきましょう!
目次
臨床動作法研修は初めて学ぶ方を対象にしています。
そのため、心理学や身体に関することを基礎からわかりやすくお伝えします。
研修自体は全部で3時間×3日の研修となります。
1日目
「リラックス感を自分で作る」
~セルフリラクゼーション・リラクゼーション課題の実施~
2日目
「自分の動作を見直す」
~肩の動作課題・背中の動作課題の実施~
3日目
「自身の痛みの解決」
~リラクゼーション課題と前屈課題を中心に~
詳しい内容
目次で紹介したテーマの詳しい内容は以下の通りです。
1日目
「リラックス感を自分で作る」
~セルフリラクゼーションの実施~
身体をリラックスさせるためには、まず、自分の身体の緊張を感じなければいけません。自身の緊張を意識して、弛める自己コントロール法の練習を行います。言葉だけだと難しく聞こえますが、誰でも必ず出来るようになります。また、セルフリラクゼーションは、慢性的な身体の痛みの解消や、睡眠障害にも効果があります。
2日目
「自分の動作を見直す」
~肩の動作課題・背中の動作課題の実施~
自分の動きを見直すことは、自分の日常の取り組み方のクセに出会うことであり、同時に、その改善にも効果があります。動きは本人の「生き様」を写します。自分の動きを実感的に見直すことで、自分なりのよりよい「生き方」を獲得していかれると思います。もちろん、肩こりや背中の痛み、腰痛でお悩みの方にもお勧めします。
3日目
「自身の痛みの解決」
~リラクゼーション課題と前屈課題を中心に~
誰もが、少なからず身体の痛みや身体の硬さを抱えていると思います。3日目では、自身の身体の痛みや硬さを解消していくことを目的にしております。身体の痛みや硬さは、本人が無意識的に作り出しているものなので、適切に向き合うことで必ず解消されます。身体の痛みや硬さが解消されれば、活動力アップや疲労回復にも役立ちます。
※もちろん、無理矢理にストレッチをして、苦痛が伴うものではありませんし、そのような対応はむしろ逆効果です。
講師
原田真之介(臨床心理士・動作法トレーナー)
講師から会社様へ一言
フランスの哲学者であるメルロ・ポンティは「身体」について、以下のように述べています。
『人間は、現実に対して、身体で対応している・・・人間の身体は存在そのもの、生きることそのものだ。』
私たちが提案する臨床動作法研修は、身体を通して、参加者様が自身の「存在」や「生きること」に出会い、よりよい「生き方」を見つけ出していくきかっけとなると信じております。「からだ」を見直し改善することは、現実に無理なく適応的に対応することに繋がるからです。
現在、社内のメンタルヘルスの問題を感じている会社様や
明るく元気な職場の雰囲気を目指す会社様、心理的な「成長」を望む会社様は
臨床動作法研修をお役立て頂けると幸いです。