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アサーティブコミュニケーション研修

①初めての会社様へ

アサーティブコミュニケーション研修

研修の概要

自己主張につまづいていませんか?

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職場でこんな方はいませんか?
明らかに不愉快な顔で「なにやってるんだ!」「こっちは忙しいから後にして!」と、一方的に強気な発言を繰り返す人。
また、その場では意見を言わず、陰で「もっとこうした方がいいのに」と愚痴をこぼす人。

どちらの場合も気持ち良くコミュニケーションをしているとは言えません。
では、お互いが気持よくすごすための自己主張の仕方にはどんなものがあるでしょうか?

3タイプの自己主張

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まずは自己主張の仕方について少し解説をしていきたいと思います。
自己主張には3つのタイプに分けることができます。

まず1つは「攻撃的な自己主張」です。
例えば、相手の気持ちを考えず一方的に言う人。
相手より優位に立とうと思って話の主導権を握ろうとする人。
これらは「攻撃的な自己表現」で、他者を否定したり
あるいは自分勝手な振る舞いに見えるでしょう。

2つめは「非主張的な自己表現」です。
例えば、あいまいな言い方でしか意見を言わない。言い訳がましく言う。
これらは「非主張的な自己表現」として、他人任せで卑屈に見えます。

そして3つめは「アサーティブな自己表現」です。

アサーティブコミュニケーションとは、
言いすぎず言わなすぎずの「ほど良い自己主張」を意味します。
自分の気持ちや思いを大切にして率直に伝えると同時に、
相手の気持ちや思いも大切にして耳を傾けることです。

目指すはズバリ「アサーティブな自己表現」

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この1つ目と2つ目の自己表現は両極端な自己表現で、
社内のコミュニケーションでギスギスとしたものに変えていってしまいます。
一方、3つ目の「アサーティブな自己表現」は、
ほど良く自分の依頼や要求を表現することができ、
人間関係をうまく進めていくことができます。

つまり、社内コミュニケーションを円滑にしていくためには、
「アサーティブな自己表現」を目指していく必要があるということです。

この「アサーティブな自己主張」を身につけるためには、
まず考え方のクセ(認知)、言い方(自己表現)のパターンを知り
トレーニングする必要があります。

わかりやすい解説と実践を用いて研修を行います

この研修では、以下の3つのアプローチで進めていきます。
①. 映画やドラマのワンシーンやアニメのキャラクターを使い、
考え方のクセ(認知)を分かりやすく楽しく解説!

②. 実際に現場で困っている具体的なケースをご紹介し、言い方(自己表現)のパターンのアイデアを出し合うグループワーク

③. 実践的なロールプレイによるアサーショントレーニング

このようなアプローチにより、アサーティブな自己表現が
できることを目指していきます。
つまりそれは言いすぎず言わなすぎずの、「ほど良い自己表現」
ができるようになることです。
そうすることで、ギスギスした社内のコミュニケーションが
解消されていくことが期待できます。

目次

この研修では考え方のクセ(認知)に焦点を当てていきます。
考え方のクセには主に以下のものがあります。
・コントロール欲求が強すぎる(自己愛)
・取り繕い乗り切ろうとする(演技)
・流されやすい(依存)
・抱え込みやすい(共依存)
・感情的になりやすい(情緒不安定)

以上の考え方のクセに関して、4日間の日程に分けて研修を進めていきます。

1日目
「コントロール欲求が強すぎる(自己愛)、取り繕い乗り切ろうとする(演技)」
2日目
「流されやすい(依存)、抱え込みやすい(共依存)」
3日目
「気持ちが揺れやすい(情緒不安定)」
4日目
「逆境への心のあり方(レジリエンス)」

詳しい内容

それぞれの日程の詳しい内容を説明させていただきます。

1日目
「コントロール欲求が強すぎる(自己愛)、取り繕い乗り切ろうとする(演技)」
①何が困っている?
・上司が理不尽な命令をする。
・上司が仕事のやり方に細かい注文を付ける。
・上司が些細なミスで怒ってばかりいる。
・上司が強引に飲み会に誘ってくる。
・部下が威圧的な態度をとる。
・部下が食ってかかる。

②どうする?
・叱る(指導する)ためにほめる(承認)。
・信頼関係をつくる(ラポール)。
・言い方を工夫する(アサーション)。
・複数で対応する(客観化)。
・問題点をオープンにする(透明性)。
・全体の場で一般論として具体的な問題点を言う(集団規範)。
・問題行動を一般論として書面化し掲示する(牽制)。
・特別扱いしない(心理的距離の限界設定)。
・孤立させて包囲する(同調)。

③教材
ドラマ「だめんず・うぉ~か~」
アニメ「ちびまる子ちゃん」

2日目
「流されやすい(依存)、抱え込みやすい(共依存)」
①何が困ってる?
・上司が忙しそうで仕事の相談がしづらい。
・同僚が無理な仕事を押し付ける。
・同僚が興味のないセミナーを勧誘する。
・部下が自分の指示に従わない。
・部下が仕事の手抜きをしている。
・部下が不平不満ばかり言う。

②どうする?
・自分自身のやっていることと感じていることを意識する(セルフモニタリング)。
・定期的に他の職場の人たちのやり方を聞く(標準化)。
・「こうありたい」という自分なりのマイルールを決める(行動原理)。
・見極めのためのほど良い心の間合い(心理的距離)を保つ。
・どこまで大目に見るかの見極めや線引きをする(限界設定)。

③教材
ドラマ「だめんず・うぉ~か~」
アニメ「ちびまる子ちゃん」
ドラマ「きみはペット」
アニメ「ピーターパン」

3日目
「気持ちが揺れやすい(情緒不安定)」
①何が困ってる?
・好き嫌いが激しい。
・浮き沈みが激しい。
・傷付きやすい。
・裏表が激しい。
・職場をかき回す。

②どうする?
・気持ちの揺れの二面性を知る(進化心理学)。
・板挟みのメカニズムを理解する(ダブルバインド)。
・ほど良い心の間合いを保つ(心理的距離)。
・本人に気付かせるかかわりをする(Iメッセージ)。
・どこまで支えるかという見極めや線引きをする(限界設定)。

③教材
ドラマ「泣かないと決めた日」
ドラマ「マザー」
映画「私は『うつ依存症』の女」
映画「人間失格」

4日目 「逆境への心のあり方(レジリエンス)」
①何が困ってる?
・異動(入職)したばかりの自分に誰も教えてくれない。
・がんばりすぎる。
・心が折れやすい。

②どうする?
・言葉にする(外在化)。
・自分への気付きを高める(マインドフルネス)。
・プラス思考にする(認知行動療法)。
・積極的になる(内発的動機付け)。
・希望、目標、生きがいを持つ(アスピレーション)。
・ロールモデルを持つ(モデリング)。
・家族や仲間とのつながりを保つ(ソーシャルサポート)。
・家族や仲間を気遣う(愛他主義)。
・自分の役割と居場所を確保する。

③教材
映画「ショーシャンクの空に」
バラエティ番組「アメトーク」

講師紹介

川島達史

講師から会社様へ

この研修を通して、今まで繰り返しつまずいていた
コミュニケーションのクセ(認知)に気付くことで、
より良いコミュニケーションのコツを学ぶことができます。

受講する社員の方々が、考え方のクセ(認知)のある
上司、同僚、部下へのより良い対応を学ぶだけでなく、
自分自身の中の考え方のクセ(認知)への気付きが得られ、
自己学習していくことも狙っています。

また、コミュニケーションに潜む思いがけない
落とし穴とそのかわし方のヒントが見つかります。
そして、そちらの会社の社員の方々のより良い
コミュニケーションのスキルを伸ばしていくことに
役立つことを心より願っています。