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交流分析研修

①初めての会社様へ

交流分析研修

研修の概要

“今注目”の交流分析研修

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交流分析とは1950年代後半に精神科医エリックバーン
によって提唱された心理学の理論です。
交流分析ではエゴグラムという性格診断に基づき、
社員の長所と短所と把握し、社内で起こりやすい
コミュニケーションの問題について
改善していくことができます。

例えばエゴグラムでは
性格を主に5つに分類していきます。

5つのタイプを用いて分析!

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1つめは「規範意識」(CP)です。
これは道徳観念、会社のルール・秩序を守ろうとする部分です。
ここが強い人は責任感も強く、統率力もあります。
上司としては必要な資質ですがこの部分が強くなりすぎると、
価値観を押し付け、価値観から外れてしまう人を
批判・排除してしまう傾向が強くなります。
「ワンマンタイプ」といった感じでしょうか。

過度にCPが高すぎると、法的順守が向上する一方で
柔軟な思考やビジネスのブレイクスルーが
難しくなるというデメリットもあります。

2つめは「面倒見の良さ」(NP)です。
これは受容・共感、面倒を見る、寛大な心など
人間的な暖かい部分を意味します。
NPの働きが強い方は心が広く、他の社員の面倒をよく見ます。

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会社は自分の仕事だけをしてくればいいという訳ではなく、
時にはルールを乗り越えて助け合える精神性が必要になります。
またNPの欠如した社員が多い職場は殺伐としやすく、
社員の定着率が下がってしまいます。

しかし、NPの部分が強くなりすぎると
過干渉・過保護になる傾向があります。
部下の仕事に必要以上に口を出し、
信頼して仕事を任せることができなくなってしまいます。

3つめは「論理性・客観性」(A)です。
論理性・客観性は会社を運営していく上で必要不可欠な力です。
特に、理系的な面が強い、製造業やIT関係の方、
また管理職の方でAが低いと致命的言ってもいいかもしれません。
Aが高い方は事実を見極め、計画的に物事を進めるのが得意です。

しかし、ここの働き が強すぎると、
何でもかんでも事実に基づいて客観的に考えるので
「機械人間」とか「冷たい人」という印象を与えることが多くなります。
特にNP(面倒見のよさ)が低く、Aが高いと人間関係も
ドライになりすぎ、仕事のでき以外のところで失敗しやすくなります。
リーダーの方は注意です。

4つめは「素直な感情表現・創造性」(FC)です。
情報が日に日にアップデートされていく現代社会では
今の事業が明日には立ちいかなく可能性が絶えずあります。
日々情報を想像し、自分の考えを自由に発揮できる人材が
求められます。FCが高い方は、一見、遊び人のように見えますが、
既存の価値観に惑わされず、新しい情報をつくることに長けています。
またFCの働きが強い人は明るく楽しく、自分の気持ちを素直に表現するのが得意です。

しかし、この働きが強すぎる人は
何でもかんでも自分の気持ちを中心にして
行動してしまうため「わがまま」とか 「軽率な人」という印象を周囲に与えてしまうことがあります。

 5つめは「協調性」(AC)です。
会社は集団で組織されています。
時には会社のやり方に自分を合わせ、
その場の状況を読み取って周囲に合わせる力が必要になります。
ここの働きが強い人は忍耐強く、協調性があります。

しかし、この部分が強すぎると、自分の気持ちを抑えすぎてストレスを溜め込むことや、
周囲の人に 「根暗な人」という印象を与えてしまうことが多くなります。
また会議の席などで発言ができずいつも黙ってしまう傾向があります。

エゴグラムでコミュニケーションを活性化!

研修ではこのように自己分析をしたのち、
社内の問題をフィードバックし、
それぞれ個人の問題の改善策と
チームとしての改善策について考えていきます。

コミニケーションのあり方は
場当たり的になりがちですが
エゴグラムという手法を使うと、
手がかりが明確になるため、
社内コミュニケーションを具体的に活性化することができます。

エゴグラムは一例となりますが
交流分析研修ではこのような分析的な手法を使い、
自己分析力を高め、社内のコミュニケーションを
活性化していく研修内容となっています。

目次

・交流分析初級研修の内容
交流分析研修ははじめて学ぶ方を対象にしています。
心理学自体、はじめて学ぶ方が多いと思うので、
基礎からわかりやすくお伝えします。
全部で4日の研修となります。

1日目
「交流分析の基礎とエゴグラム分析」
~自己分析とコミュニケーションスタイル~

2日目
「社内のコミュニケーションを改善するコツ」
~エゴグラムを活用した人間関係の改善法~

3日目
「繰り返すコミュニケーションミスを改善」
~脚本分析 繰り返す悪循環の仕組み~

4日目
「職場環境の改善をメンバーで考える」
~悪循環を形成する価値観を整理しよう~

詳しい内容

以下詳しい研修内容について説明させて頂きます。

1日目
「交流分析の基礎とエゴグラム分析」
~自己分析とコミュニケーションスタイル~

交流分析理論の基本と、4本柱の一つである『自我状態分析』について学びます。
皆さんは自分の性格を学術的に分析したことはあるでしょうか?
本課題ではエゴグラムという手法を用いて自分の考え方を見直していきます。
自分の言動、感じ方、考え方を見直すと社内・社外の人間関係を築く力がつくでしょう。

2日目
「社内のコミュニケーションを改善するコツ」
~エゴグラムを活用した人間関係の改善法~

交流分析理論の基本と、『やりとり分析』、『ストローク理論』『ゲーム分析』について学びます。
私たちが普段何気なく交わしている日常的な会話にも大きなドラマが隠されています。
コミュニケーションとはいったい何なのか…
それを『やりとり分析』『ストローク』『ゲーム分析』という視点から解説します。
自分のコミュニケーションを振り返りたい方にお勧めです。

3日目
「繰り返すコミュニケーションミスを改善」
~脚本分析 繰り返す悪循環の仕組み~

またやっちゃったとおさらば~繰り返す悪循環の仕組み~
私たちは日常生活の中で数多くの“またやっちゃった”に遭遇します。

例えば、
自己主張ができず意見があるのに言えない
部下を気が付いたらしかりつけてしまった、
ついつい自分の話をしすぎてしまう、
等々・・・

このパターンは誰しも経験するもので、完全に避けることは出来ません。
しかし、その流れを整理することで悪循環の渦から抜け出しやすくなることが出来ます。
まずはどんな仕組みで繰り返される悪循環が起きているのか、その構造を理解しましょう。

4日目
「職場環境の改善をメンバーで考える」
~悪循環を形成する原因と解説策を整理しよう~

最終日は交流分析の理論を活かして、
具体的な改善策を参加者と一緒に考えていきます。

理論を学ぶだけなく、実際の職場改善について
メンバー同士腹を割って話し、
良い職場作りを考えていきましょう(^^)

講師

松本敦・川島達史

講師から会社様へ一言

私たちは「気付き」を得る事で自分自身の行動を変容させる事が出来ます。
交流分析では、私たちの行動は自分で決めたものである、としています。

「集団に入ると自分の気持ちを抑えてしまう」
「どうしても人と上手に会話が出来ない」

実はこういった行動も私達が自分自身で決断したものなのです。
そして、自分で決めた行動だからこそ自分で変えることが出来るのです。

現在、社内の人間関係に問題を感じている会社様や
コミュニケーションパターンを改善されたい会社様、
心理的な「成長」を望む会社様は
交流分析の理論をお役立て頂けると幸いです。