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話し方のコツとや会話の基礎を専門家が解説。コミュニケーション能力を伸ばそう!

話し方


19 : 話す力はコミュニケーション能力の基礎

・私のコバナシ

みなさんこんにちは。 私は現在一人身なのですが(2013年現在)、独り暮らしの男子特有の問題として、あまり食事に時間をかけられないので、コンビニのインスタントラーメンやレトルトカレーのお世話になっています。


年間かなりの金額をセブンイレブンさんに献上しているので少しキャッシュバックして欲しい今日この頃です。


ところで、マルちゃん製麺という袋詰めのインスタントラーメンは本当においしいです。ステマではありません(笑)。


色々いままで食べましたがこれはほんと抜群ですね。 なんというか開発者の気合を感じます。 プロの仕事だなぁという感じです。


私もコミュニケーション能力に関して、これぐらいの気合を入れて色々な知識や精度の高い講座を提供するんだ!と刺激を頂きました。



・話す力は会話の基礎

さてさて、どうでもいい話題から入ってしまいましたが、今回から発話の練習に入っていきます。


まずはじめに発話の重要性についてお話させて頂きます。 発話の効果は3つあります。


1. 発話は万能

会話には、 「傾聴は不安定」「発話は万能」と言う特徴があります。


まず「傾聴は不安定」について説明します。 傾聴がうまくいくかどうかは相手のスキルに影響されます。


例えば、相手がおしゃべりな話すタイプであれば、一つ質問すればたくさん話してくれるので、傾聴としては返しをシンプルにするほうがバランスはよくなります。 極端な話をすれば、「うんうん」とうなづいているだけでも、相手が話してくれるので会話が成立することもあります。


しかし、相手があまり話してくれないときはどうでしょう? 質問をしても、短文でしか返してくれません。 この状態で質問ばかりしていては尋問になってしまいます。 そのため、自己開示や、肯定返しなど交えながら傾聴しなくてはなりません。


このように傾聴は相手が話すタイプか、話さないタイプかによって柔軟にやり方を変える必要があります


さらに傾聴を難しくしているのが「主体性が発話にある」という点です。 あくまでも、「何を話すか」の主体は相手にあるので、傾聴は当意即妙なセンスが求められます。


例えば好きな旅行先はどこですか? と質問をしたとして、答えは様々です。


「伊勢神宮が好きです!」
「エジプトが好きです!」
「タイが好きです!」
「温泉が好きです!」


と千差万別です。何が返ってくるか予想ができないわけですから、 傾聴としては結構対応の仕方が不安定になるのです。


これに対して「自分が話す側」はあくまで話の主体は自分にあります。 何を話していいのか?ということについては自分で自由に選ぶことができます。そして、話の内容さえしっかりとしていれば、 相手のタイプに関係なく、相手に楽しんでもらうことができます。


例えば「すべらない話」という番組がありますが、すべらない話は、雑談の中では基本的にはどこでも安定して相手を笑わせることができます。


したがって、傾聴だけに頼ると相手次第でうまくいかないのですが、自分の話ができれば、安定して会話を作っていくことができるのです。



2.僕は話せる!と言う自信がつく


発話のメリットで大きいのが、積極的なコミュニケーションが可能となり、自信がつくという点です。傾聴は相手を主体にするコミュニケーションですが、発話は自分が主体となって行います。


このとき、自分の話がうまくできるようになると、「自分自身で会話ができた」「自分の話で笑わせることができた」という自信をつけることができます。


イメージで言うと傾聴は、“守り”のイメージです。 それに対して発話は“攻め”のイメージで、自分から会話をどんどん作っていけるという積極性を養うことができます。


もちろん傾聴でも自信をつけることはできますが、発話に比べると少し受け身なコミュニケーションなので、自信をつける! という意味では難しいといえます。


そのため、会話の自信がなくてコミュニケーションに消極的になっている場合は 発話のワークを意外と効果を発揮するといえます。



3. 発話上手は傾聴上手


発話が苦手と言うことは、実は聞き上手にもなれません。


例えば会話の相手が「マルちゃん製麺を昨日食べたよ。本格的な味でかなりおいしかった!」

といってくれたとしましょう。


このとき皆さんが聞き手でかつ、「発話が苦手」だとしたら、傾聴の返しもタンパクになってしまいます


・そうなんだ〜
・へ〜。今度たべてみるよ
・ふ〜ん。おいしそうだね。


こんな感じでしょうか。少し物足りない返しになってしまうかもしれません。 逆に発話のスキルと高めると、傾聴力を高めることができます。


先ほどの例で言えば


「マルちゃん製麺!マルちゃんといえば やきそばをまず思い浮かべるけど、インスタントも作っているんだね〜。 ○○さんがそこまで言うならきっとおいしいんだね。 今度買ってみるよ。」


という感じで、ある程度ボリュームを持たせて返すことができるでしょう。 そのため、発話をするということは聴き上手になることにも繋がるのです。


3つの代表的な効果を挙げましたが、発話には本当にざまざまなメリットがあります。


次回からは発話力を高めるための話し方のコツやテクニックを具体的なお話をさせて頂きます 一緒にがんばっていきましょう!!




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